屋根の下葺材(防水紙)と言えば、アスファルトルーフィングが一般的ですが、
このソーラーシステムの場合は使用しません。
なぜなら、通気層を通る空気温度が夏場は100度前後まで上昇するので
原材料がアスファルトの防水紙では対応出来ないためです。
代わりに推奨されているのが、タイベックルーフライナー。
温度上昇にも対応しているだけでなく
透湿性能もあるため、屋根の結露防止にも役立つ下葺材。
値段は壁に貼るタイベック(防水紙)の約三倍もする高価な材料でもあります。
写真は軒先に開口を開けるため、めくりあげた状態。
この開口から野地板下部より空気を取り込みます。