家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

平屋建て住宅のリフォーム

2006-05-29 18:36:07 | 家づくり


ちょっとおもしろいリフォームの予感

築18年 木造平屋建て住宅を賃貸用にリフォームします。
施主の了解をもらいましたので、ブログで公開します

大げさな工事はありませんが、東京R不動産に載せる
事を目標にしています

場所は国立・駅より徒歩6分
興味のある方は、ぜひチェックして下さいね!

光熱費について検討してみました

2006-05-27 12:52:52 | 住宅
自宅の光熱費はどれくらいかかっているのだろうか
詳しく調べたことありますか?

紺屋の白袴という言葉のように
私も全く気にしていなかったのですが、ようやく調べてみました。
2005年の一年分です。

我が家は、共働き+子供二人の標準的な家族構成.
冬の暖房は主に電気の床暖房、
夏のエアコンは比較的使わない方だと思います。



数字は毎月の請求額(円)の合計です。

グラフにしてみると、冬に多く消費しているのがわかります。

また、ガスは調理と給湯だけですが、夏に少なくなるのは
シャワー中心の生活のためでしょう。

光熱費からも生活スタイルが読みとることが出来るわけです

次に、はやりのオール電化についてシミュレーションしてみました。
この光熱費に対して、給湯をエコキュートに、ガスコンロをIHクッキングヒーターに
すると、どうなるのでしょうか。

約60%にまで節約できるのがわかります。
電気の契約方式や割引など計算は少しややこしいのですが、
これくらい減らすことが出来そうです。

一度検討しみるとおもしろいですよ。

オール電化のことは別にしても、
こんなにエネルギーを使っているのか!ということがわかると
こまめに電気を消したり、「湯水の如く」お湯を使わなくなったり
いろいろ工夫したくなります。

ガソリンも随分値上がりしたことだし、ちょっとエネルギーのことを
考えてみてはいかがでしょうか。


インフレ圧力 その2

2006-05-16 21:44:58 | 家づくり
先日の日経新聞に載っていた記事より

中国産割りばし、対日輸出2008年にも停止

日本中で使われているうち90%のシェア
をしめる中国産割り箸について、2008年から日本に向けての
輸出が禁止されるということです。

目的は自国の森林資源保護

中国でも森林資源が荒らされて、洪水が頻繁に起こるように
なったり、砂漠化が進んでいるという報告もよく耳にします。

元々割り箸は、木材資源のうち、半端な部分が使われてきた
のですが、このようなものまで中国産なのですね。
日本国内で年間消費される量が240億膳だそうです
国民一人あたり200本以上を1年間に使っていることになります。

そういえば、自分も割り箸を使う機会が多いようで・・・
今日食べたお弁当の割り箸もおそらく中国製でしょう。

森林資源保護、が目的であれば、構造材を始め、
フローリングなどの建材にも影響が出ることが予想されます。
中国産の無垢フローリングは安価であって、品質もまずまずなので
よく使ってきましたが、今後使えなくなることも考えておかなければ
なりません。
さらに合板などにも影響が出てくるのではないでしょうか。

建築資材と資源保護については、国内の林業をどれだけ守ってゆくかが
鍵であるようです。

この話題は別の機会に。

インフレ圧力 その1

2006-05-13 11:37:56 | 家づくり
原油価格の高騰、鉄、非鉄金属(アルミや銅など)、
樹脂など材料の値上がりで建材も高くなってきました。

建材商社より情報入手。某大手衛生器具メーカーからの
「価格改定実施お知らせ」より抜粋しました ( )は価格アップ率

・ 衛生陶器 (平均6%)
・ 水栓金具 (平均14%!)
・ プラスチック製品 (平均5%)浴槽・カウンターなど
・ ホーロー製品 (平均7%)
・ システムキッチンの一部 (平均3%)
・ タイル (平均4%)
・ アクセサリー (平均3%)
・ 深夜電力温水器 (平均5%)

うーん、消費税も上がりそうだし、このままだと
どうなるのでしょうか。

その2へ続く・・・


シックカー症候群

2006-05-10 10:18:55 | 家づくり
最近私の駐車場の隣に新車がやってきました。
ピカピカであるのはもちろんですが、新車特有のにおいがします。

今の車を新車で購入したときも
やっぱり新車のにおいはいいな~、と思ったものでした。

そんな時、昨日の夕刊に、シックカー症候群のことが。

住宅のシックハウス症候群とおなじく、車の内装にも使われている接着剤
や樹脂の中にもホルムアルデヒドやトルエンなどの揮発性有機化合物(VOC)
が含まれているためだそうです。

車の場合は、住宅に比べて換気回数は多いのですが、
状況によっては、容積が小さいためにダメージが大きくなる可能性があります。

調べてみると、各メーカーもある程度対策をとっているようですが
まだ一部の車種に限られています。

車と言えば、排出ガス規制で最高4つ星までランキングされていますね。
建材でも、ホルムアルデヒドの発散量によって、最高で4つ星まで
ランキングされています。



数年前の法改正以来規制されてきましたが、今では
ほとんどが規制対象外のものと4つ星だけになってしまい、3つ星以下の
建材を探すのが難しいくらいです。

それでも、家の中に持ち込まれる
家具からホルムアルデヒドが発散されることを想定して
必要な能力を持った換気扇を付ける義務があるのです。

これを24時間換気続けることについては、以前のブログ
で書きましたので、ここでは触れません。

以前オープンハウスを見学された方の話によると

建て売り住宅のオープンハウスにも度々見学に行くけれど
ほとんどの場合15分もいると気分が悪くなってくる、

ということでした。
まだ家具もはいっていない建て売り住宅で、シックハウス対策されている
はずなのに、まだ問題があるのでしょうか。

ちなみに、私の方のオープンハウスでは、2時間あまり見学しても
何も問題無かったようです。

どこが違うのかはあらためて・・・

国際子供図書館へ行きました

2006-05-06 23:49:01 | 生活
ゴールデンウィークの一日を上野へ
プラド美術館展で美術鑑賞・・・

との目論見は人混みに圧倒され崩れ去りました。

そういえば、何年か前同じ時期にお台場で
フランスフェアに行ったのを想い出しました。
あの時程でないにしろ、人混みにはうんざり。

美術鑑賞にはちょっと無理がありました。

そこで、近くにある国際子供図書館へ足を運んでみました。



この建物は日ロ戦争のころ、1906年に創建された図書館を
近年リニューアルし、国際子供図書館として開館したものです。

改装設計が安藤忠雄というだけでなく免震構造の採用など
建築的にも見所のある建物なのです。

さすがにこちらは空いていて、ゆっくり出来ました。
子供と妻は本に夢中、夫は建物に夢中
ゆったり時間を過ごすことができました。

やれやれ