本日上棟しました。
構造材も問題なく納まったようで、ほっと胸をなで下ろすことに。
写真にある軒の出は、1.5m。
そのため垂木(たるき)という骨組み断面を大きくし
かつ、ピッチも2倍にしました。
写真を撮ったときは、垂木はいつも通りの間隔。
これから追加されるのでしょうね。
あまり口を挟むのも良くないと思い
じっとみていました。
ところが、垂木の上に野地板を張り始めたので、
あわてて、大工さんたちに説明する羽目に。
後で手直しするのは大変なので、この時点で解決できて良かった。
ところでなぜこのようなことが起きたのでしょうか?
プレカット業者からの図面、設計図面はちゃんと行き渡っているはず。
この現場では、これから一人の大工さんが工事してゆくのですが
上棟日は仲間4~5人に応援してもらいます。
手伝いがいる内になるべく進めておきたい、と考えるのは当然。
図面をある程度見ていたようですが
細かいところまでは目が行き届かなかったようです。
ちょっと焦ったかな。
この大工さんを信頼しないというわけでなく
物づくりの現場ではしばしば起こること。
そこをチェックするのが、監督の責任なのですが
このときはあいにく監督が不在でした。
そこで監理者が口を出したわけです。
ところが、監理者にも問題がありました。
本日ヘルメットを忘れてしまい、
なにも被らず、2階に上がっていると、
申し訳ないけど、ヘルメット被っていない人は下りてください、
と注意を受け、そそくさと現場を離れることに。
ごもっとも。