家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

タタミの割付

2009-11-28 21:28:37 | 家づくり


完成間近になると
いよいよ畳屋さんの出番です。

この現場のように床下収納と掘りごたつが混在して
タタミ割りがややこしい現場でも
設計者の意図をきちんと理解して
寸法をとってくれます。

内法を測る定規を見ていて
ほしいな~、と思いました。
別に畳屋やる訳ではないのですが。

オープンハウスのお知らせ

2009-11-15 13:05:01 | 家づくり


新築住宅のオープンハウスを開催します。
日時・場所は以下の通りです。

日時・2009年11月23日(祝)11:30 ~ 16:00ころまで
場所・神奈川県川崎市川崎区

見学ご希望の方は、みさき建築研究所よりお申し込み頂くか
info@misakiarch.comまで直接お知らせ下さい。
後ほど詳しい案内をさせて頂きます。

この住宅の特徴は
・パッシブソーラーシステムそよ風を採用
・ガルバリウム鋼板外壁
・オープンな内部空間
・内壁にビーナスコートを採用
オープンシステム(分離発注方式)による建設
などです。

手摺りはメンテナンスフリー

2009-11-13 22:06:13 | 家づくり


手摺りにも様々な選択肢があります。

壁をそのまま立ち上げて、いわゆる腰壁とする方法。
ガラスなどのパネルを用いた方法(最近のマンションに多く見かける)
金属でスマートに納める方法(視線を気にしない場合)等々

この現場では板塀風の手摺りを選びました。
ステンレスパイプで骨組みを作り
そこに板をビスで留めて行く、極めて単純な方法。

板が木製の場合、メンテナンスを考慮しなければならないのですが
樹脂と木で合成・成形した材料を採用し
メンテナンスフリーを目指しました。

幕板専用のもので、145X25の断面サイズ。
下から見上げた時に、切断面が目立たないよう
ステンレス板を折り曲げたもので隠しています。

床下気密の方法

2009-11-08 21:34:06 | 家づくり


基礎パッキン(ネコ土台)を設置して
床下通気を取る場合でも、部分的に通気を塞ぎます。
確実な方法は発泡剤で塞ぐこと。

床下に入った外気が入ってほしくない部分
主に(屋内の)玄関とユニットバス設置箇所

玄関に外気が入らないようにするのは当然ですが
ユニットバスを設けるところも気密を取る必要があります。

ユニットバスは完全に屋内側(断熱により区分された空間)
に設置することになります。

この後基礎の内側も吹き付け断熱が施される予定。
ちなみに土台が緑色なのは
防蟻剤に着色している為です。