家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

GW初日はオープンハウスへ

2011-04-29 18:35:09 | 家づくり

今日は知り合いの設計者のオープンハウス。

都内某所に地下室+2階建てRC造住宅です。

 

特徴は外断熱工法で、外壁に面した内装部分は

躯体にそのままペイントで仕上げてありました。

 

外観は掲載出来ませんが、

突き出し窓が並んだファサードが

とても印象的でした。

 

オープンハウスで見せて頂く住宅は

どれもいろいろ工夫されていて、苦労の後が良くわかります。

そして、竣工直前時間が無い中で行われる事が多くて

大変なのだなあ、と改めて感じた次第です。

 

私の事務所では、オープンハウスはしばらく予定はありませんが、

改めてお知らせします。

年末から年始にかけていくつか予定しています。

 

また先月完成したパッシブソーラーハウスは

時々見学会を開きたいな、と考えています。


外壁タイル状況を見に

2011-04-26 20:59:38 | 家づくり

昨年内装リニューアルを行った建物ですが

地震被害を受け、外壁タイルが落ちたという連絡があり

本日浅草方面に行きました。

 

タイルの枚数はたいしたことはなく

少し安心しましたが

6階建てのため仮設足場をどう建てるかが問題に。

これは立ち会った業者さんに方法を任せる事なりました。

 

それよりも

久しぶりにスカイツリーを見上げましたが

かなり出来上がって来ましたね。

 

本所吾妻橋駅からの眺めもなかなかのものですよ。

GWにもう一度見物してみたいと思います。

 

 


この夏の節電対策ですが

2011-04-25 20:36:59 | 生活

そろそろ今年の夏の節電対策について

真剣に考える時期になってきました。

 

一般的にはエアコンの設定温度を上げて

空気を上手く循環させることですが

事務所では扇風機とエアコン併用になりそうです。

 

自宅ではどうか、と言うと

昨年の猛暑が続いたときにも

就寝ではエアコンは全く使わず

ひたすら扇風機を弱く+首振り

で過ごしてきました。

 

ずっと前はエアコンが必須アイテムでしたが

タイマーでは夜中に目が覚めて睡眠不足になったり

一晩中つけると風邪をひいてしまったり

そして、なんとかやり過ごしても秋口に体調崩したり

した経験から、夏の夜は絶対扇風機!と決めています。

 

夏の節電対策は

エアコンとのつきあいを見直してみる

良い機会だと思うのです。


樹木を植えると締まります

2011-04-14 20:40:55 | 家づくり

先日完成した家にようやく樹木が植えられました。

樹木なのでゆっくり考えればいいや・・・

とのんびり考えていました。

 

しかし樹木を除く外構工事が終わってから

物足りない状況でしたが

予定していた所に予定していたもの植えられると

ようやく引き締まったような気がします。

 

ファサードスケッチにはいつも人間と車、そして樹木を描きますが

現実にも樹木が無いと物足りないのが良くわかりました。

 

初めは少々寂しげですが、あと下草が植えられてしばらくすれば

少しずつ賑やかになってゆくことでしょう。

 

 


ピクチャーウィンドー

2011-04-11 19:27:17 | 家づくり

住宅の窓をデザインするときは次のことを検討します。

・建物に対してのバランス

・部屋の中でのバランス

・部屋の中から外がどのように見えるのか

・機能上必要な種類とサイズ

・法律上必要な機能とサイズ

・デザインと機能に応じたガラスの種類 等々

 

一般的には陽当たりや風通し重要だと言われますが

そこに住む人にとっては、外がどのように見えるのか

が大きなファクターであるはず。

 

敷地の広さが十分にある場合は別として、

ほとんどが限られた敷地環境の中でやりくりする中で

隣家の庭も視覚的に拝借する場合もあります。

いわゆる借景。昔からある手法です。

 

ちょうどサクラの季節で、ダイニングの窓から

道路を挟んだお向かいの庭が借景となりました。

 

窓を大きくしてよく見えるようにするよりも

風景を切り取る、ピクチャーウィンドーが良かったりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


マイベストプロ神奈川

2011-04-09 20:48:22 | 家づくり

報告が遅くなりましたが

マイベストプロ神奈川に専門家として出ています。

 

読売新聞の神奈川版朝刊に顔写真も掲載される予定でしたが

震災を考慮して、テキストだけになりました。

 

サイトには顔写真も出ていますので

ご覧ください。

 

ツイッターをはじめいろいろ自分で設定できるようになっていますので

もうしばらくしたらいろいろ試してみる予定。


木造住宅の隙間有効利用

2011-04-08 20:43:49 | 家づくり

地震の備えとして

非常用食品や水がありますが

それらをどこに置いておくのか改めて考えました。

 

木造住宅の場合は床下や天井裏など

使われていない隙間が結構あるので

やはりそれらを利用すべきでしょうか。

 

床下空間はベタ基礎や押さえコンクリートである場合は

床下通気でも問題のないミネラルウォーターのペットボトルを

天井裏には乾パンやインスタント食品、レトルト食品を

保管できそうです。

 

これまでこれらのものを物置に置いていた事がありますが

忘れた頃に気付くと、ほとんど消費期限が切れていたり

するわけで、定期的に新しい物と入れ替える必要があります。

(この「定期的に」が難しいのです)

 

そう考えると、これらはまとめて置いておくよりも

いくつかに分散して時期が来れば入れ替えられるような

方式が良いのではと思います。

 

床下は断熱タイプの点検口をいくつか設けるとして

天井裏はやはり点検口をいくつか・・・

 

開口だらけの床と天井のようですが

上手く配置すれば出来そうですね。

 

どうでしょうか・・・