家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

セミナー参加

2007-03-22 00:11:14 | 家づくり
本日は午後から、定期借地権のセミナーに参加してきました。

定期借地権とは、家を建てるために土地を所有することなく
50年以上の間借地をする権利で、あらかじめ設定した期限がくると
原則更地にして地主に返却します。

土地を買い、家を建てるのにくらべて、安価であるだけでなく
地主にとっても、税法上有利であったり、事業展開が容易になる等の
メリットがたくさんありそうです。

これからじっくり検討してゆきたいと考えています。

壁モルタルを強くするには

2007-03-19 18:30:06 | 家づくり


壁のモルタルは、通常防水紙(黒色)のうえにラス網(細い針金で出来た網)
の上から15~20mm程度塗って行きますが、それだけでは十分とはいえません。

窓の四つ角や下地が動く部分、その他弱い部分にクラック(細いヒビ)が入る場合があります。
防水紙を張ってあるので、一応は雨水が家の内部に浸入することはありませんが
見てくれが良くありません。

ラス網を部分的に重ねて施工する場合もありますが、ここでは写真のガラスネットを
モルタル内に塗り込む方法で施工しています。

ネットは全面に塗り込むので、クラック対策はバッチリ。

勾配はきちんと

2007-03-17 19:54:43 | 家づくり


晴れてきたので、屋根の上にのぼりました。
すでに屋根板金工事は終了していますが、
念のためにもう一度確認。

屋根は「絶対に」雨漏れさせてはいけないので
信頼できる業者さんにいつも御願いしています。
これまでトラブルはひとつもありません。

天窓の廻りも丁寧に工事してもらいましたが、
万一、天窓自体から雨もれがあったとき
メーカーの保証が付きます。

しかし、規定の勾配が取れていないと補償されないので
きちんと勾配をとっておきます。

この場合、15度以上の勾配でないと保証されません。
しかし屋根勾配は15度以下。

このようなケースは時々ありますが
その時は、天窓自体を屋根よりも少し傾けて
15度以上となるように施工します。

究極の・・・はおしまい

2007-03-14 20:56:57 | 生活


ようやく新しい給湯機を取り付ける事になりました。
これでようやく元の生活に戻ることに。

病気になった時に健康の有り難さがわかるように
お湯が出なくなると、給湯機の有り難さが身にしみて分かります。

「身にしみる」よりも、
「身にこたえる」という表現がぴったりですね。


給湯機はありがたい

2007-03-09 17:51:54 | 住宅
一昨日、我が家の給湯機がとうとう壊れてしまいました。

実は一年前にも動かなくなった事もあり
その時は修理でなんとかしのいできたのですが。

「今度動かなくなったら取り替えですよ!」
と業者さんから念を押されていて、今度はあきらめました。

18年動き続けたわけで、なかなかの給湯機でありました。

しかし、この年度末の時期では、すぐに工事の予定が立ちません。
昨日は家族が銭湯に行きました。
たまには良いのかもしれません。なにしろ「超軟水風呂」ですからね。

残念なことに、自分は車で送迎のみで、結局銭湯にも入れません。
そこで知恵を絞ってみました。

浴室暖房機であたためてから、あらかじめバケツに入れた水に熱湯を注ぎ
そのお湯で体を洗って流す、という究極の浴室ライフを楽しむことになりました。

なんとかなるものですね。
あとは工事の日取りが早く決まることを祈るばかりです。


床暖房工事は慎重に

2007-03-06 20:01:45 | 家づくり


本日、電気工事業者さんの協力で床暖房パネル工事を行いました。
電気式床暖房パネルは、0.3mmのフィルムであって
合板とフローリング(または合板)の間に挟むだけ。

新築だけでなく、リフォームにも採用します。
工事を失敗すると、後から床を剥がしてやり変えなければ
ならないため、慎重に進めて行きます。

私の事務所ではこれまで何例も事例はありますが、
今のところトラブルはゼロです。

失敗した話を聞くと、それはもう大変だそうで・・・