現場は図面通りに行くわけでなく
まして電気配線や給排水、エアコンなどの配管も
図面では100%表現出来ません。
その為、それら配線配管が壁の中に隠れてしまってから
慌てないよう、なるべく多くの写真を撮っておくのも
現場監理の仕事なのです。
今日も撮ってきました!
現場は図面通りに行くわけでなく
まして電気配線や給排水、エアコンなどの配管も
図面では100%表現出来ません。
その為、それら配線配管が壁の中に隠れてしまってから
慌てないよう、なるべく多くの写真を撮っておくのも
現場監理の仕事なのです。
今日も撮ってきました!
床暖房パネル工事に立ち合いました。
スリーエステクノというメーカーのフィルム式床暖房パネル
薄い電気式床暖房パネルをフローリングの下に敷きます。
この現場はパッシブソーラーハウスのため
空気の吹き出し口も設置しています。
工事の下準備はいろいろ手間が掛かりますが
いつものことなので・・・
パッシブソーラーは空気が流れるところの気密が命。
そこで頼りになるのが、いつも願いする板金屋さんです。
この現場の屋根は構造上北側を矩勾配(10寸勾配)になければならず
この写真の様に屋根足場も必要になります。
さすがに私は屋根に登る勇気もなく
足元のしっかりしたところから見物
専門とは言え、危険な状況でも平気な顔で活躍してくれる
職人さんには頭が下がります。
新年あけましておめでとうございます。
新年早々ですが、家をつくることについて、お話しします。
世の中には家を「買う」そして「つくる」という二つの表現が存在するようです。
家を「建てる」という言い方もありますが、「つくる」と近いと思われるので
ここでは省略します。
そのまま受け取れば、前者は分譲マンションや建て売り住宅が、
後者は設計事務所が関わるような住宅が該当します。
私は後者の方ですが、前者の感覚を持った施主から相談を持ちかけられることがあります。
そのためでしょうか、この違いは何なのか
ということを自分自身と向き合いながら昨年は設計してきました。
もちろん今後も問い続けて行きますが、これだ!という結論はまだ見つけられないままです。
そのような中で、もしかしたらこういうことなのでは、
という事例がありました。
子供達の成長記録が残る柱を使ってほしい、というリクエストです。
これを新しい住宅にどのように残してゆくか。
ただ記念の化粧柱として残すだけではつまらないので、
今後代々引き継がれてゆくようにちょっとした工夫を加えたのです。
第一世代の旧い柱に続いて第二、第三、第四世代まで
記録出来るよう合計4本の化粧柱を並べました。
これからの三世代分約100年間の記録が引き継がれます。
完成数ヶ月後訪れてみると、想定通り第二世代の記録が始まっていました。
家を「つくる」という感覚が少し具体化できたように思ました。
しかし他にもまだまだ答えはありそうです。
今年もその答えを探しながら活動してゆきます。
よろしくお願いします。