家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

リビア・ガソリンタウンの若者達はどうしているのかなあ

2011-10-22 10:05:31 | 旅行

何年も前のことですが、

ウィーンからハンガリーのブダペストに列車で移動した時のことです。

コンパートメントにリビア人の若者3人と乗り合わせました。

 

そのときはまだ冷戦が続いていて、ちょうどゴルバチョフがソ連の

書記長になったばかりで、オーストリアのアメリカ大使館か関連施設で

テロがあり、結構ピリピリしていた様に思います。

 

共産圏のハンガリーと西側のオーストリア国境もとても緊張していて、

越境するのもいろいろ面倒でありました。

 

先ずオーストリア側では、日本人は問題なかったのですが

リビア人の彼らへのチェックはただでさえ厳しいのに、ミシンのような小さな機械

を持っていたためか、さらに時間を掛けて所持品を調べられていました。

 

ようやく開放され、列車が動き今度はハンガリー側。

彼らほどではありませんが、今度は私がいろいろチェックされました。

一方、リビア人たちはほとんどフリーパス。

 

「ゴルバチョフ、カダフィ、イッツ オーケー」これでスルーしたのが

印象に残っています。

 

列車の中では、お互いへたくそな英語で情報交換してすっかり親しくなり

最後にはお互いの国で流行っている歌を披露し、なかなか楽しい時間でした。

 

後日、スナップ写真をリビアに送りました。確か町名は「ガソリンタウン」

だったと思います。さすがに石油の国ですね。

結局返信はありませんでした。

 

カダフィが居なくなった報道を見て

あのときの楽しい時間を想い出しました。

 

 


基礎パッキンの位置にもディテールがある

2011-10-21 19:16:00 | 家づくり

茅ヶ崎市で木造工事を進めています。

この現場も基礎パッキンを使いますが

写真のようにあらかじめその位置を描くようにしています。

 

この現場はハーフサイズの基礎パッキンのため

余計な線も入っていますが、基礎パッキン位置も

事務所でこだわると、いろんな事が見えてきます。

 

それはどういう事か・・・

建物は一つ一つのディテールが積み重なって

出来ていると言うことでしょうか。

 

HMや建て売り住宅の施工現場ではなかなか味わえない

こだわりだと思います。


電動式タワークレーン

2011-10-20 18:37:38 | 家づくり

半年以上前から打ち合わせを重ねてきた家の上棟です。

上棟の日は、いつもラフターというクレーン車が活躍するのですが

この建物の場合は、小型のタワークレーンを使いました。

 

200Kg程度がつり上げる荷物の限界のため

いつもより小分けにしなければなりませんが

電動のため騒音少なく、住宅街での工事には有効です。

 

これから4ヶ月かけて工事が進みます。