家づくりなんてカンタンだ!

住宅をつくり続けている設計事務所の雑感

仮設足場を建てる前の準備

2009-09-24 20:10:40 | 家づくり


基礎工事が終了して、いよいよ木工事が始まります。
建て前のまえに、仮設足場を建てることが多くなりました。

理由は作業の安全対策。
それからレッカー車を使って資材を持ち上げて
工事が可能になったのがその理由だと思います。

そして、その足場を設置する前に、
給水管・排水管を設置しておきます。

理由は、建物が立ち上がって、足場をはずしてからでは
隣地との間が狭い空間での作業よりも効率的であるから。

確か以前同じ内容をブログに書きました。
ここではおさらい。

写真は道路際まで延ばした配管を埋め戻している状況。


板金業者さんと親しくなるのも大切

2009-09-18 21:13:43 | 家づくり


バルコニーにSKシンクを取り付ける計画のため
水道業者さんと取り付け位置を決めて
準備していたのですが、
実は壁の仕上げとの納まり検討が抜けていました。

モルタルなど平らな仕上げの場合は
そのままで問題ないのですが
凹凸のある板金仕上げ。

まず、SKシンクを取り付ける壁下地。
これはビスを取り付ける所に木下地を入れることで解決。

問題は凹凸面に取り付けられるかどうか。
無理矢理の場合は、凹凸(少し大きな波)がつぶれてしまうため
取り付け部の壁板金を平らに張ってもらうことにしました。

写真が打ち合わせの状況。
上手く納まりそうです。

この板金業者さんは、すでに何件も一緒に現場を経験し
すっかり親しくなっています。

腕も人柄も申し分なし。信頼する業者さんの一人です。

板金は屋根防水の要でもあり、細かいディテールも防水
に係わってくるため、何度も現場で打ち合わせをします。
そのため親しくなっておく事が大切。

壁の板金は下の写真のように取り付けて行きます。



久しぶりに遠くを見た気がします

2009-09-16 19:53:46 | 家づくり


打ち合わせの帰り道、
道路を横切る時にふと見上げると、
夕空に飛行機雲。

しばらく眺めていたら、ある作家が何年か前に
新聞に載せていたコラムを想い出しました。

たしかタイトルは
「遠くを見なくなった現代人」

内容は、目の前にあることや、近い将来のことが気になってしまい
夏の入道雲を遠くに見るように、将来についてじっくり考える機会が
現代人には少なくなっている。もっと落ち着いて遠くを見ようよ。

という内容だったと思う。
このところ、処理しなければならない目の前の仕事や
気になる事柄が多くて
遠くを見る機会がなかったようです。

飛行機雲に感謝、ですね。







基礎工事の脇役

2009-09-07 20:28:49 | 家づくり


住宅の基礎工事の場合、鉄筋は形状がほぼ決まっているので
工場であらかじめ曲げ加工して
場合により一部溶接してユニットをつくってきます。

これは現場での作業を効率化するためですが
それでも鉄筋を曲げなければならない部分も多くあります。

昔は鉄筋で出来たフックに引っ掛けて
人力で曲げていましたが、機械があるととても便利。




基礎工事業者さんなら必ず持っている、電動式鉄筋曲げ機。
コンパクトです

鉄筋を挟み込んで、スイッチを入れると
外側のローラーが動いて
真ん中の丸いローラーのサイズに曲げてくれます。




このところバテ気味で

2009-09-03 22:47:31 | 家づくり
このところバテ気味であっても現場はすすみます。
台風が通り過ぎる前に
パッシブソーラーの屋根も完成しました。




勾配のややきつい屋根をよじ登るときも
足を乗せる箇所に注意しながら
棟の納まりを確認。

滑ると危ないのですが
危ないと思って慎重になっている状態は
意外に安全。

自動車の運転と同じで、慣れてきたときが
事故の危険性が高まります。

今日は、バテ気味のためいつもより慎重になりました。