少し前に都内に完成した住宅です。
そして現在建設中の住宅も黒色。
このところ黒い住宅が続いています。
この住宅の場合、汚れが目立たないようにしたい、
という施主からの強い希望もあって、このように。
黒色といっても、全くのブラックでなく
濃いグレーです。
京都の町屋ではこれくらいの色の家をよく見かけますが
都内ではホワイトやクリーム色などが主流のなかでは目立つ存在です。
外国を旅すると、同じ色の住宅が並ぶ様は統一がとれてきれいなのは
きちんとした都市計画の理念と造形があってのこと。
日本で同様のことはなかなか難しい。
都市計画理念の問題か、造形が自由である結果か、
そしてアジアの一部だからか
常に抱える問題であります。