バルコニーの勾配はどうですか

当然の事ですが、バルコニーには勾配を付けます。
雨水を流すために適当な勾配をとるのです。

たいていは、断熱も兼ねて勾配スタイロフォームを敷き
その上に合板またはケイ酸カルシウム板を張り付けることになります。

水上である程度の厚さになるため、スタイロフォームの下地合板
まで達するビス長さを選択することに。

この上にFRP防水という防水を施して完成。
防水工事まで雨が降ると下地が濡れた状態になり
好ましくないので、シートをかけてもらっています。

この夏は各地で集中豪雨があるようですが
この現場では幸運な事に、積乱雲がちょっとかすめるだけのようで
助かっています。

現場でも扇風機

これくらい暑くなると、現場の屋内は日陰であっても
相当暑くなっています。

まして作業をする場ならなおさらのこと。
そこで登場するのが扇風機。

首を振りながら結構な風力が出ます。
粉が飛ぶのが欠点ですが、
かなり作業しやすくなっているようです。

そう言えば我が家でも、扇風機が大活躍。
この夏はまだエアコンの出番がありません。

地球温暖化や節約、健康のため等いろいろ理由が
ありますが、慣れるとなんとかなるものです。

寝室では一晩中廻っています。

さすがに事務所はエアコン無しでは行きませんが
あまり車も乗らなくなったし・・・
良い意味で、世間の動向に流されているのでしょうか。

釘を確認する場合

外壁の構造用合板にはN-50という釘を使います。
一定の長さの釘なら何でも良いという訳でなく
構造専用の所定の長さのものを指定しています。

釘を打った所は確かに釘の頭を見ることは出来ても
長さまではすぐにわかりません。

一番良いと考えているのは
打っているのを確認した後、余った釘や
釘の箱を見る方法。

大工さんが作業している傍らで
箱を引っ張り出してあれこれ詮索するのも、ちょっと気が引けるので
お昼休みやお茶の時間に、こそこそチェックすることがあります。

すばやく写真に納めて、元の状態に戻し
何食わぬ顔で次の作業に移ります。

もし種類が違っていたら・・・
その時はいろいろやりかたがありますが。

足元注意

工事中の現場では足元に十分注意を払う必要があります。
特に床板（合板）を張っていない場合、
1階は土台や大引きなど架け渡された角材の上を
歩かなければなりません。
そうでなけれれば、ちょっとしたハードル競技になってしまいます。

足元を注意しながら歩く場合は怪我をすることは少ないのですが
何かに気をとられていたり、急いで歩くときは要注意。

それから角材上に置かれた合板や、下地材の上も危険です。
油断していると、1階では少々痛い目にあうことになりますが
2階以上の場合は、取り返しがつかない事態も。

アルミサッシ業界も再編

アルミサッシの三協立山と新日軽が業務提携へ
これで住宅用アルミサッシは、主としてトステム、YKK、三協立山新日軽に
なってしまいました、確か。

新しい名前はどうなるかわかりませんが、
銀行のようにならないでほしいと思う。

似たり寄ったりの商品の業界では選択肢が少なくなるのは
良いことなのかどうか複雑ですが、カタログのヴォリューム
を考えると歓迎すべきことなのでしょうか。

引き続き上棟

本日も天気がよくて、本当に梅雨空けていないのだろうか、
と考えてしまいます。
昨日に引き続き数名の大工さん達が作業を進めてくれました。

このごろは設計事務所の指示通りに金物などしっかり取り付けてくれますが
少し前（ちょっと昔）には、図面指示にあっても
「こんなの無駄だよ」と嫌な顔されたことも。
何とかお願いしたり、文句を言わなければならないこともありました。

自分が若くてなめられたのか、わかりませんが
近年金物の取り付け基準が結構シビアになってきたということもあり
大工さん達もその辺のことを良く理解してくれるようになってきています。

構造は何とか見通しが付いてきたので
これから長くかかる造作が勝負です。

上棟は予定通り

本日大安吉日
天気が心配だったのですが、予定通り
上棟日を迎えました。

朝から土台を敷いてから、徐々に建ちあがって行きます。
レッカー車に大工さん9人で暑い中工事が進んで行きました。

いつもは上棟が終わると大工さん1~2名で工事を進めてゆくのですが
今回は、しばらくの間数名で行うようです。

しかし湿度が高く、気温以上に暑さが感じられます。
スカッと梅雨明けしてもらいたいものです。

また偽装事件ですか・・・

今度は生コンの偽装事件が地元神奈川で発覚しました

生コンに違法材料、横浜のマンションなど工事停止に(YOMIURI ONLINE)

食品だけでなく建築の業界でも偽装は後を絶たないようです。
事情に詳しい業者に聞いた話では、1立法メートル当たり100円安い生コンクリート
だったようで、マンションなどの大きな現場では、100円と言えどもかなりのコストダウン
になっていたとのこと。

販売する方も相場より100円安くしても儲かる仕組みになっていたようで
結局、牛肉や鶏肉、ウナギと同じ構図が見えます。

テストサンプルにはまともな骨材を使用していたことから、
ここまで悪質な偽装であると
第三者が未然に防ぐのもかなり難しかったようです。

このような事件が続くと、法律上の縛りがまた厳しくなるのでしょう。
こまったものです。

一方の国交省もタクシー券問題やら、官製談合、さらには
大麻栽培まで・・・なんとも情けない状況です。

生コン偽装期間に行った現場の生コン仕入れ先をチェックしたところ
六会コンクリートでなく、胸をなで下ろせたのがせめてもの救いでしょうか。

立ち上がりコンクリートを打ちました

本日天気も良くて、朝から立ち上がり部を打ちました。
事務所を出る時間が少し遅くなり、予定より15分遅刻したため
現場は事前確認の時間を配慮して、開始時間を遅らせてくれました。

関係者の皆様、失礼しました。

本番ではベース同様、突き棒と木槌たたきで参加
また日焼けしてしまいました。
同時にメタボ対策にもなったようです。

本日中止！

午後から予定していたコンクリート打ちは
東京地方の大雨の情報を聞いて、本日は中止。

こんな日は無理をしないこと・・・ですね。

現場には午後2時に出かけ、アンカーボルトの位置確認を
行う。明日朝から打ち込みの予定となりました。

天気予報では、たぶん大丈夫かと。