バルトの楽園」&「第九歓喜の歌」 ♪次♪
2006-07-08 01:19:51 /
バルトの楽園が6月初めから上映されていたが最終日である30日に漸く行くことが出来た。折角頂いた招待券を無駄にするわけにはいかずということで久しぶりの映画鑑賞となりました。
第一次世界大戦中の徳島県鳴門市の板東俘虜(ふりょ)収容所で鳴門市の住民とドイツ人捕虜達との交流を実話に基づいて描いたのもので総制作費15億円という壮大なスケールの中、日独のベテラン、若手俳優の競演でなかなか見応えがありました。
主人公収容所の所長には松平健 収容所所員・ 阿部寛 所長の妻・ 高島礼子他に 市原悦子 板東英二など出演。
ドイツ俳優ではブルーノ・ガンツ オリバー・ブーツ他。
パンフより
《1914年。第一次世界大戦で日本軍は、3万の大軍を送り込み、ドイツの極東根拠地・中国の青島(チンタオ)を攻略した。ドイツ兵4700人が捕虜として送還され、日本各地にある俘虜収容所に収められる事となる。厳しい待遇が当然な俘虜収容所の中で奇跡の様な収容所が徳島県の板東に存在した。板東俘虜収容所の所長を務める会津人の松江豊寿(まつえとよひさ)は、陸軍の上層部の意志に背いてまでも、ハーグ条約に則りドイツ人捕虜達の人権を遵守し、ドイツ人俘虜収容所としては例のない寛容な待遇をさせた。ドイツ人の捕虜達は、言語・習慣・文化の異なる地域住民と民族を超えた素朴な人間愛を育みながら収容所での生活を送る。そして、休戦条約調印、大ドイツ帝国は崩壊する。自由を宣告された捕虜達は、松江豊寿や所員、そして地域住民に感謝を込めて、日本で初めて『交響曲第九番 歓喜の歌』を演奏する事に挑戦したのであった。》
クライマックスのカラヤン指揮の交響曲第9第四楽章より歓喜の歌が後半迫力のある演奏が流れ私に取ってはこれがまた感動的でした。
第九は年末には各地で演奏されることが恒例になっていますが四.五年前N響楽団の第九を聴き感激し、また山本直純さん提案・佐渡 裕指揮「サントリー1万人の第九」が毎年大阪フェスティバルホールで開かれ一般から応募したの一万人の参加者が第九を大合唱するという素晴らしい企画もあります。
CDに中途半端な75分間の再生時間設定は「ベートーベンの第九交響曲が一枚におさまること」だったそうです。
バルトはドイツ語で髭だそうです。
♪次♪
2006-07-08 09:20:35
何年も映画には行ってないのですが、見たい気持になりました。今時の映画はテレビでみていても理解できないので敬遠してました。
ビデオが出たらかりてみようかな。
第九は長女が長年所属する武蔵野合唱団で毎年歌っており、昨年の大晦日には小林研一郎さんの指揮のジルベスターコンサートがテレビでライブ放送されカウントダウンで盛り上がりました。ベートーベンはモーツアルトとは違った重厚さで心にひびきますね。