♪次♪の部屋

和紙人形・デコパージュ・料理・旅行記

嵯峨野人形の家(2)

2007-03-20 23:39:15 | 美術館巡りの部屋
嵯峨野人形の家では京都葵祭の様子を木目込み人形作家による作品が展示されていた。

木目込み人形は桐粉を石膏のようにかたどりして固めたものです。
ボデイの溝に、糊をつけて布を張って仕上げていきます。
いつの日か、和紙人形でこのような作品に挑戦したいと思います。







2階には全国の郷土人形が数多く展示されていました。
郷土人形は素焼に簡単な彩色を施しただけのもので、壊れやすいうえに色が剥げやすいので綺麗なままで残っているのは少ないそうです。

長浜郷土人形


富山郷土人形


花巻郷土人形
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京都美術館巡り

2007-03-20 01:23:33 | 美術館巡りの部屋
10日、京都文化博物館へ「吉川観方コレクションの人形と衣装」へ、そのあと
思文館の雛展を。2時から粘土で作る小さなお雛様の講習の申し込みをしていたので2時間かけて初めて粘土細工に挑戦、ミニ額に入れた小さな作品が仕上がった。

15日は京都市美術館で「大エルミタージュ展」を。
「いま甦る巨匠たち400年の記憶 大エルミタージュ美術館展」と、チラシにあった。ポスターはゴーギャンの「果実を持つ女」。
ロシアの女帝エカテリーナ2世が集めたフランドル派やオランダ派の絵画の選りすぐりが今回京都にやって来るとあって、待ってましたとばかりに開催2日目に行ってきました。
エルミタージュとは隠れ家。
世界最大ともいわれているこの美術館は一度訪れたいと思っていたがなかなか実現せず、4,5年前にも大阪で観ることが出来たが、今回で2度目。
今回はモネ「ジヴェルニーの干草」、ルノワール扇子を持つ女」、ゴーギャン「果実を持つ女」、ルソー「リュクサンブール公園、ショパン記念碑」
マティス、ピカソなど「都市と自然と人々」をテーマに80点が展示が展示されその素晴らしさに感動。写真はパンフより

ゴーギャン 果実を持つ女


モネ ジベルニーの干草


ルートヴィヒ・クナウス 野原の少女



午後は嵯峨野人形館へ
嵯峨人形・木彫りで衣装に彩色を施した人形。
御所人形・男の安口型を桐に掘り、胡粉を塗り木賊(とくさ)で磨き上げ眉、目、
     髪を下記紅をさして作る。
衣装人形・頭師によって作られた人形に衣装を着せる。
加茂人形・柳の木で作られた3cm~5cmの小さな人形。木目込み人形。
牙首人形・頭は象牙で作られた1cmの小さな人形。
芥子人形・小さな立ち人形。
郷土人形・日本各地で親しまれ、その土地の風土、風習をおり混ぜて作られた人      形。伏見人形など各地区のひな人形が驚くほどの数を展示していた。
これらを20万余点が館蔵されているとのこと。
今回はそれらのひな人形が展示されていた。(写真がガラスケースを通して撮っているので画像がイマイチです)

江戸時代


室町時代


次郎左右衛門雛


雅楽雛


天子・這子


からくり人形なども大黒からくり人形といってハンドルを廻すと大黒様は大きく小槌をふりその周りを可愛い鼠がそれぞれに貢ぎ物を持ってまわったり、 時を告げるからくり人形はハンドルを回すと童子が太鼓をドーンと打つと鳥は羽を大きくはばたき「コケコッコー」と首をあげて大きく一声告げます。からくりの中に太鼓の音と鳥の音が入っているのは大変珍しいとの説明を受けましたが今まで観たことの無い様な精巧さには驚かされました。


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