♪次♪の部屋

和紙人形・デコパージュ・料理・旅行記

ビエンコ(鼻煙壺)展

2007-10-25 22:48:03 | デコパージュの部屋
10月9日~14日、大阪中之島の中央公会堂で開催されたデコパージュ展に私も2点出展しました。東京、福岡と9月にそれぞれ1週間、そして最後が10月に大阪会場となった。3会場を回った作品が昨日戻ってきました。
今回は「オリエンタルの香り」と題してビエンコ(鼻煙壺)展でした。

写真1 透明の香水瓶
写真2 ブルーのガラス瓶
蓋はボタンに泊を貼った物です。


写真1


写真2

ビエンコとは嗅ぎたばこ入れです。

嗅ぎ煙草が中国に伝わったのは清の時代で初め小さな薬瓶にフタをつけたものに入れられていましたが、玉石やガラス、陶磁器製の「鼻煙壺(びえんこ)」と呼ばれる嗅ぎたばこ入れが生み出され、独特な工芸品として発達していきました。


西洋での嗅ぎ煙草入れはスナッフ箱(Snuff Box)(写真3.4.5)といいますが、17世紀のフランス宮廷で流行しました。宮廷を取り巻く人々の間で使われていた嗅ぎたばこ入れは、金・銀・宝石をふんだんに使い、また精巧な装飾を施した贅を尽くしたもので、実用品の域を越えたものもありました。

使い方は、フタにつけられた匙で中の煙草をかき出し、指先にのせてから鼻にこすりつけるようにして吸い込みます。

このスナッフボックスがフランスの宣教師によって中国にもたらされ、「鼻煙壺」とよばれる嗅ぎたばこ入れが生み出されたのです。


写真3


写真4


写真5

日本では嗅ぎ煙草は流行しなかったようです。江戸の人々にはキセルでの仕草の方が粋に見えたのかも知れません。

3年前に芦屋で「17世紀ヨーロッパの香り」としてスナッフボックス展が開かれました。
その展覧会では、私はスナッフボックス、スタンド、六角鏡(グラスリッツェン技法)の三点を出しました。

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和泉葛城山へ

2007-10-16 23:02:11 | 観光、旅行、山歩き
日根野から犬鳴山を山越えし、県道62号泉佐野打田線で和歌山へ行く途中に神通温泉がある。そこを左折して今日は葛城高原へドライブ。
ここから紀泉高原スカイラインになる。

紀泉高原スカイラインは大阪府と和歌山県の境の稜線を走っていく。稜線と行っても林道を通っていくので木が多い。綺麗に整備された道路は所々紅葉が始まっていてそんな景色を楽しみながらのドライブ、今時こんな道路が通行料無料というのも珍しいのでは。

しばらく行くとハイランドパーク粉河につく。



以前はなかったが5本松展望台が出来ていた。


しかしながら、駐車場の利用時間は午前10時~午後5時、火曜日休園日と表示さ
れていた。今日は火曜日だった。
駐車場にも入ることが出来ず、売店も休日であった。
ここを起点に高原歩きをと思って出かけてきたのに。平日とはいえすれ違う車が少ないなと思っていた。
それにしても、公園に定休日があるとは信じられない。ここは和歌山県粉河町の管轄らしい。

私たちと同年代の夫婦の乗った車が数台やって来たがすぐに走り去っていった。
ここは和歌山百選に選ばれている夕陽の景勝地であるらしいが夕方までは時間が余りすぎる。







写真を数枚撮り更に3キロほど車で進んで行くと「金剛生駒紀泉国定公園 葛城山園地」と書かれていた。
平成8年10月「金剛生駒国定公園」に紀泉高原とその周辺が取り入れられて、「金剛生駒紀泉国定公園」と改称されたらしい。
駐車場(無料)に車をおいて、龍王神社へ。


修験道「葛城の峰二十八宿」の第九番の行場として、八大竜王の社が。
この辺りが葛城山山頂のようで標高858m。



更に奥に行くと葛城山石宝殿附玉垣がありました。





龍王神社の階段手前まで戻ると「大阪みどりの百選・和泉葛城山のブナ林」の石碑と、「和泉葛城山の森とブナ林」の案内板がありました。





ブナ林の遊歩道を進と円柱方のコンクリートの展望台があり階段は螺旋になっていて上まで登ると大阪湾が一望。



ガスがかかっていて微かに関空が見えましたがその向こうには淡路島、神戸まで望める筈です。
写真は右から岸和田市、貝塚市、泉佐野市、田尻町、泉南市。



このあたりのブナ林は国の天然記念物に指定されている。
その周辺も整備されていてススキなどが周りの木々にマッチしていて、最高のロケーションです。





木肌に白い斑点があるのがブナの木です。



最後にこんな木が、赤い花が沢山ついていましたが何の木か判りません。
どなたか教えて下さい。



また、和泉山脈には三つの葛城山がありますがここは和泉葛城山です。

テレビで自分の足に合わせた靴底の中敷きを作り店が紹介されていました。。
足に合ってない靴は膝に負担がかかるらしく、早速その店を探して、足のサイズを細かく採寸し、それに合わせて登山靴と中敷きを買ったのです。
その靴の足慣らしに軽いハイキングに出かけました。
靴はゴアーテックス、履き心地はまずまず、中敷きは私の足裏に合わせて作っているので多分長く歩いても今までより疲れが軽いのではと、次の登山が楽しみです。

コメント (4)
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