「いまはむかし、竹取の翁といふものありけり。野山なる竹をとりてよろづの事につかひけり。名をば、さるきのみやつこといひける。その 竹の中に、もとひかる竹、一筋あり。あやしがりて、よりて見るに、筒の中ひかりたり。それをみれば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。翁いふやう、「我あさごとゆふべに、見るたけの中におはするにて知りぬ。子になり給べき人なんめり」とて、手にいれて、家にもてきぬ。妻の女にあづけて、やしなはす。うつしきことかぎりなし。いと幼なければ、籠にいれてやしなう。竹取の翁、なを竹をとるに、この子を見つけてのち、とる竹に、節をへだてて、ことにこかねある竹見つくる事かさなりぬ。」 で、始まる竹取物語ですがその竹の中から生まれたかぐや姫を可愛らしい童和紙人形で作りました。
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バックに記事に関連した音楽が入れることが出来ればいいのですが、残念ながらブログにはその機能を見つけることが出来ません。
seikyou9kiというメルマガをオーナーで開いて7年経ちましたがこれには動く画像(JIF、HTML)、バックミュージックを入れることが出来ます。
「バルトの楽園」の映画鑑賞記などはベートーベン第9を流しながらベートーベンの動画を入れたりと遊びを交えて投稿しました。このメルマガは会員23人ですが閲覧は会員のみの限定と設定しています。
ブログもここまで出来ると面白いので要望はずっと出していますが、早く機能を
そして竹取物語の古文も同じく期待しています。
ついでにバックグラウンドミュージックの3点セットが付けば面白いです。
音楽はikkyusanさんが以前写真と共に流していましたた。
ブログでは難しそうですが。
子供の頃に読んだと言うより子供に読んで聞かせた日本昔話「かぐや姫」(いや、よく考えると我が家は子供にレコードを与え私は読んだ記憶がないのが実情です。)、そしてとびうおさんのコメントにあります古文「竹取物語」、成人して読んだかな、いや、これも全文は読んでないですね。
このようなストーリーのある人形はジオラマで作りたいと思いながらなかなか実現しません。
これを機会に「竹からの誕生」「美しい娘へと成長」「翁との別れ」「月へ」と4場面での挑戦を試みてみようかな・・・。
今まで育ててくれたお礼か、又何時までも元気でいてほしい、と言っているのか?
と私は、月へ旅立つかぐや姫を勝手に想像しました。
先ず、和紙選びに始まります。一間押入上段半分にびっしりある和紙を部屋いっぱいに広げて選ぶ。
着物の色柄に袖口などが見える部分の下着の色合わせ、袴の色選び。それから必要分をカット。これまでが結構時間かかります。
髪の毛は纏めて絞ります。(黒平和紙を絞り棒に巻いては延ばすを20回程度、これが大変です)1日に7体分くらいが限度です。顔も大小、童、大人用と纏めて作ります。
そこまで準備が出来ていて、この程度の簡単な人形で1日かかります。といっても朝から晩までこれにかかりきりではありませんが。趣味でしている分には締め切りがないので、のんびりと楽しみながら作っています。
童のかぐや姫の可愛さには、本当に感嘆です。
古文は苦手でしたが、竹取物語は好きでした。
これを制作するのにどれくらい時間がかかるのですか?
童は顔の形を作るときに決まり、髪型も違います。
顔の形は、童、娘さん、大人とそれぞれ形が異なります。
髪型は時代、その置かれた立場によっていろんな結い方があり難しいです。
「日本結髪278種」なる和紙人形の髪型の本を持ってますが、このように髪型もいろいろあるのですよ。
成長したかぐや姫を最新アルバム欄に載せていま
す。
りんごさん
落窪姫の可愛らしい少女の姿が想像できますね。
美しく成長した落窪姫も頼道の妻となり幸せに暮らすといったストーリーでしたか?
日本昔話、歴史上の人物などが自由自在に和紙人形で表現できるようになりたいと思います。
今、丹後の七姫巡りをしないかと誘われていますので
行ってみようかと思っています。
細川ガラシア、羽衣天女、乙姫、間人皇后、小野小町、静御前、川上須磨郎女などです。
月に、帰ってしまったかぐや姫も幼い頃はきっとこんなかわいい少女だったんですね。
私も今、落窪物語(田辺聖子の舞え舞え蝸牛)を読んでいるのですが、落窪姫も、母を亡くすまえは、こんなかわいい少女だったんだろうな、などと思いながら読んでいます。
童のイメージがよく判ります。
顔を描かないのに童と判るのは丈と肩でしょうか。
以前ポーズを工夫すると言っていましたが・・・
竹取物語を読みながら見ると更に雰囲気がでます。
うつくしきことかぎりなし。
古文を久しぶりにまじめに読みました。