Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

入道雲!

2020-08-27 19:55:17 | kazekaoru

 

先週まで谷戸の朝は、

 

煩いほどの蝉時雨が聞こえていたが、

 

今ではその声に秋の気配を感じる。

 

しかし、

 

その木陰から見える景色には、

 

涼しさと静けさに夏の余韻を感じる。

先週位まで窓からの陽ざしで目が覚め、時計の針はまだひと眠りできる時間だった。太陽の暁の陽ざしで目が覚め、またうつらうつらとしながらカーテンを開けた。コロナの影響で少しゆっくりできるが、マスクをする毎日は健康にとても留意する年になっている。

 

砂浜に貝殻でLという字を書いた彼女の横顔を見ている僕は、子供のようにドキドキとしていた。その横顔に笑顔が見えると、僕は心を読まれたようでまたドキドキした。まだ開きそうにないコーヒーショプのヤシの木は、砂浜に寄せる波のように微風に葉が軽く揺れていた。彼女はマーガレットのようなキュートな微笑みをしている。二人の穏やかな夏の一コマは、微風に葉が軽く揺れヤシの木のようだった。

 


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