自分探しと楽しさについて 森博嗣 2012年04月20日 | 本 自分探しと楽しさについて (集英社新書)クリエーター情報なし集英社 大体において同意。 この人の文章には無駄がない。 それでいて、誤解の余地がほとんどない。 これが、良い文章だと思う。 論文を書いて身に付いたのだろう。
雪闇 藤沢周 2012年04月20日 | 小説 雪闇 (河出文庫)クリエーター情報なし河出書房新社 心の余裕がない最近の僕は、小説を読めないと思っていたが、この作品は読めた。 なんたって、主人公が僕のように余裕のない男なのだから。 この著者が書く、「倦んだ生活」。 業種は違うが、良くわかる。 多くの男が直面するのではないのだろうか。 主人公の状態に加えて、ストーリーが好き。 バレバレと言う人もいるかもしれないが、僕は充分に楽しめた。 10年前の僕なら全く興味をしめさなかったろうな。 自覚はなくても変わったもんだと思い知る。