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それが一番の問題

概要は後からついてくる

日本型プロフェッショナルの条件―アメリカ的論理思考では問題は解決できない 安永 雄彦

2011年01月18日 | 
日本型プロフェッショナルの条件―アメリカ的論理思考では問題は解決できない
安永 雄彦
ダイヤモンド社


著者が立派な人物であることに疑いはない。
しかし、本書の内容は、この手の本にありがちな手前味噌、偉人の話、あとは至極当然の心構えであると感じた。

定期的なサプリメント程度の効果しかないが、僕にとってはかけがえのないモノかも知れない。
周囲にプロフェッショナリズムを持っていると思える人がいない環境だから。

日本型のプロフェッショナルとは、つまり高い専門性と公益(社会貢献やその他直接会社の
利益として数字に表れない部分だと理解した)を兼ね備えた人である、と書いてあるように思う。
あとは、会社の意志に流されない、、、か。

それが非日本型のプロフェッショナルとどう違うのかはよくわからなかった。

ただ、自分のキャリアに何が必要かを見極めてそれを追求していく点は、何度でもリマインドされる必要がある。
さもないと、誰のためにもならない。
自分にも雇用主にも友達にも。
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劇的クリエイティブ講座

2011年01月18日 | 
劇的クリエイティブ講座
佐藤 可士和,川上 未映子,松任谷 正隆,大宮 エリー,藤村 忠寿,FROGMAN,石川 光久,堤 幸彦
イースト・プレス


本書がどれだけ講座的要素を含んでいるかは置いておいて、僕はかなり楽しめた。

佐藤可士和、川上未映子、藤村忠寿(水曜どうでしょう)、石川光久(Ghost in the Shell)は好きだし、松任谷正隆、大宮エリー、FROGMAN、堤幸彦のことは詳しく知らなかったが興味を持った。

他の本だと「不必要な例」と一蹴したくなるようなことでも、関心のある人の事だと面白く読める。これが、「ファン」ということか。

映画「13人の刺客」で話題になっている三池崇史も話しに加わってる。
「映画監督が役者にしてやれること」の話は良い話。

フィーチャーされている職業に関心がある人へは、特にお勧めしたい。
楽しさと厳しさの両方を知ることができと思う。

皆さんに共通して言えることは、真剣かつ楽しんで仕事をしているということ。
なかなかできることじゃないんだな、これが。
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