![]() | 日本型プロフェッショナルの条件―アメリカ的論理思考では問題は解決できない |
安永 雄彦 | |
ダイヤモンド社 |
著者が立派な人物であることに疑いはない。
しかし、本書の内容は、この手の本にありがちな手前味噌、偉人の話、あとは至極当然の心構えであると感じた。
定期的なサプリメント程度の効果しかないが、僕にとってはかけがえのないモノかも知れない。
周囲にプロフェッショナリズムを持っていると思える人がいない環境だから。
日本型のプロフェッショナルとは、つまり高い専門性と公益(社会貢献やその他直接会社の
利益として数字に表れない部分だと理解した)を兼ね備えた人である、と書いてあるように思う。
あとは、会社の意志に流されない、、、か。
それが非日本型のプロフェッショナルとどう違うのかはよくわからなかった。
ただ、自分のキャリアに何が必要かを見極めてそれを追求していく点は、何度でもリマインドされる必要がある。
さもないと、誰のためにもならない。
自分にも雇用主にも友達にも。