![]() | この世の全部を敵に回して |
白石 一文 | |
小学館 |
途中で止めた。
このネガティブさは、週末に一人で読むものじゃない。
鬱状態の人間の思考とは、こうゆうものなのかと思う。
若者の正論的印象を受けた。
言ってることに反論する気はない。
が、例え筋が通っていても、この類の思想は何も変えることができない。
人間などいなくても、いや、そもそも「私」という存在自体なくても構わないのだからそれで良いのだろうが。
こうゆう本を書く人がいて、それを出版すると決めた人は気合いが入っているとも言える。
5年前の僕なら多少は共鳴したかも知れない。
今の僕は読み進める気にならない。
それで良いと思う。