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それが一番の問題

概要は後からついてくる

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ リリー・フランキー

2010年06月05日 | 小説
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー
扶桑社

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移動時間に読んだ。
家を出る前、買ったまま読んでいなかったこの本が目に入ったから。

おもしろい。
読んで損はない。
うかつにも泣きそうになった。

小説のような、自伝のような、それでいて現代批判も少し入ってる。
まったくの作り話ではないはず。

リリーさんによる母親の描写から、母に対する思いが伝わってくる。
相当好きだったんだね。
小説を読んでいるとその魅力まで伝わってくる、素敵な母親。
ちーとよそ行きの化粧してると思うがそんなことはどうでもいい。
父もカッコイイ人だと思う、、、日本海的な意味で。

リリー・フランキー本人もジャンルに囚われない人だし、この本もジャンルでくくるべきではないと思う。


母ちゃんは大切にしないといけない。
でも親孝行はしてもしきれないんだな。
結局のところ、日々をしっかりと生きるしかない訳だ。

Lamy(ラミー)Scribble (スクリブル)ペンシル 3.15mm

2010年06月05日 | 文房具


Lamy 2000 ペンシル、Tripenに続く、ラミー3本目。

このブラックは、限定品(少なくとも日本では)で、3.15mmペンシルはネットでは見つからないなぁと思っていた矢先、外国の文房具屋で発見。

そのまま購入。

書き味は、チョークで黒板に書く感じのような、或は、硬いクレヨンで書いているような、字を書くことには向いていないように感じる。

いっちょデッサンでも始めるか、、、。





Parker(パーカー) Sonet(ソネット)万年筆

2010年06月05日 | 文房具
PARKER ソネット オリジナル ラックブラックCT 万年筆XF ブラック S11130111
PARKER
PARKER

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万年筆にはずっと興味があった。
黒と銀の渋い万年筆が欲しいとずっと思っていた。
しかし敷居が高くてなかなか踏み切れずにいた。

平日の昼間に東京の大きな文房具屋へフラッと入り、そのまま買った。
長年欲しいと思っていたモノを買うときは大抵このパターン。

店内は空いていたので、店員さんとゆっくり話ができた。
気になっていたブランドの万年筆を何本か試させてもらった。

どうもしっくりこないなぁと思っていたところ、このパーカーのソネットで
試し書き。

素晴らしい。

万年筆は使い込むことによって自分に馴染んでくると聞くが、僕とソネットの場合、いきなり書き心地良好。

インクは別の会社の青を選んだ。

大切に使って行こうと思う。

目に入れても痛くない?
my first 万年筆。



プリズンホテル 浅田 次郎

2010年06月05日 | 小説
夏 プリズンホテル(1) (集英社文庫)
浅田 次郎
集英社

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浅田次郎、、、母親に買ってもらった辞書を大切に使って、、、、
大変な苦労をして、、、という話をどこかでしていたのを読んだことがある。

「エラそうなヤツだ」と思って敬遠していたが、職場の先輩に借りて読んでみた。

そうとう面白い。

小説家はこうゆう話を頭の中で作り上げるのかぁと感心した。
この話はミステリではないけど、ミステリ作家も似た作業をするんだろうなぁと感心。

おもしろいんだけど、読むのは「夏」だけにしておこう。
直ぐにでも血と骨になる本を読むべき時期だから。