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それが一番の問題

概要は後からついてくる

わたくし率イン歯ー、または世界 川上 未映子 講談社

2009年01月06日 | 小説
わたくし率イン歯ー、または世界
川上 未映子
講談社

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この発想は、カフカの短編くらい奇抜だと思う。
自分の読書経験が乏しいだけかも知れないけど。

それと、文体。「乳と卵」の前に書いた作品ってことが良くわかる。
「乳と卵」の文の方が読みやすくなってる。

「乳と卵」はジェンダーが強く、「わたくし率イン歯ー、または世界」は普遍的なテーマ。

主人公がブスだと明かしてしまう所が凄いと思った。