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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

農業公社評議員会&総合教育会議&上生坂上空からの風景

2025年03月28日 | 生坂村の会議
 3月28日(金)は朝まで本降りの雨となり、その後もスッキリしない天気で、昼間はこの時期らしい体感でした。

 午前10時からの(公財)生坂村農業公社評議員会が、農業公社会議室で行われました。
 小林理事長から、2月は天候不順でかあさん家は低調気味で前年を下回りましたが、3月は好調に推移しているところであり、評議員会で審議いただく令和7年度の事業計画と予算でありますが、今年度の特産品開発部は順調に運営してきており、農地の管理と農作業の受託も順調に行い、特にブームスプレアーを導入でき、麦や大豆の栽培には大変助かっております。

 しかし、職員1名体制では厳しい状況であり、現在研修生3名で、4月1からは子どもさん7名の家族のお父さんがいくさか大好き隊員として研修を始め、3月で卒業する方は、残念ながら村外で就農することになりました。ぶどうの圃場整備は万平集落での予算を承認していただき動き出しましたし、引き続きかあさん家は売上や来客数が増えていくように取り組むとともに、原材料が高騰していて心配な点もありますが、今後も職員一丸となって頑張ってまいりますなどの挨拶をされました。

 商工会長の竹内一郎さんが議長に選出され議事進行をしていただき、令和7年度事業計画(案)、予算書(案)、資金調達及び設備投資の議案について説明を受け、協議の結果原案通り承認されました。
 評議員各位からの主な協議内容は、
農業作業の受託について、新農業基本法に該当する小立野地区は、5年間に1回田んぼに水を入れることについては、水張りの動向はしっかり確認し、改正した基準に沿っていくこと。
 大豆栽培を休むことは農業公社の大豆が減ることについては、国、県の施策を調査すること。
農業新聞の情報では、水張りは食料増産に合わないので見直す様なことで、基本計画の中で検討することや、国からの通達での担当者会議では、2029年に廃止するのか、次の5年間で廃止するのかなどを協議しました。

 ハンマーモアについては、前のゼノア製はどうにか修理して、貸出せずに農業公社で使用すること。
 村で購入して農業公社で計上することについては、国の交付金事業か過疎債を活用して導入するが、今後、会計事務所に相談して確認すること。
 11カ国の視察については、JICAから頼まれ、発展途上国の方々でして、皆さん喜んでいたとのことと、おやきは美味しいと言いながらソースを掛けて食べていたこと。
 いくさかの郷の誘客や単身者向けにコインランドリーの設置要望については、やまなみ荘のコインランドリーを修理していただいた会社が設置できるか検討すること。
 ネギの消毒で田んぼの中で畑作、田んぼと畑を分けることについては、団地化は今後考慮して進めることなど様々な意見をいただき協議をしました。


 午後1時30分からは、令和6年度 第2回総合教育会議が開催され、最初に私から、今年度第2回の生坂村総合教育会議という事でご出席を頂きましてありがとうございます。今年度は小中一貫教育でIkusaka学が始まりまして、生坂村を探求するという様な取り組みも始まりました。また、今年度は子ども計画、男女共同参画計画という事で、計画を策定するのにアンケートをお願いし、策定をしたところでございます。

 また、今日は第3次教育大綱の改定という事で、協議をして頂くところでございまして、本当に色々な事で教育が動いた年度だなと思います。また、来年度からは生坂村子ども家庭センターを立ち上げという事で、新たに社会福祉士も採用して、子ども真ん中社会に向けて、来年度からは動き出すという事です。生坂教育を進める上で来年度は新たに藤澤教育長を迎え、しっかり発展させていければと思っていますので、ここにいる皆さんの引き続きのご支援ご指導をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
1,第3次教育大綱について
 教育大綱の位置づけ、生坂教育を取り巻く状況、生坂教育の現状・課題、生坂教育の目指す方向、また特に推進したい施策として、脱炭素社会の構築、学校教育の推進、生涯学習機会の提供、運動に親しむ環境づくり、歴史、伝統、文化の継承、人権尊重について説明がありました。

 主な意見・質問の概要については
・大綱の計画内容が少なくなった理由について質問があり、子ども・子育て支援関係は、子ども計画に移行したと説明がありました。
・各項目に同じ言い回しがあるので表現を変えたらどうか意見がありました。
・地域クラブ活動の内容について、特に推進したい施策に記載する様に意見がありました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨上がりの雲に覆われた上生坂上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、例月出納検査、教育委員会定例会、学校長と教育委員会の懇談、農業委員会などが行われました。


ゼロカーボン推進プロジェクト会議&生坂村消防団分団長会議&下生野上空からの風景

2025年03月28日 | 生坂村の会議
 3月27日(木)は晴れたり曇ったりで、日向では少し汗ばむような体感になりました。
 午後1時30分からのゼロカーボン推進プロジェクト会議は、最初に私から、年度末のお忙しい中会議の出席ありがとうございます。本年度は脱炭素先行地域づくり事業が本格的に動き出し、色々な事業がほぼ計画通りに進んでいますことに感謝を申し上げる次第でございます。今年度末になって、一気に色々な事業が動いておりまして、EVバスとEVカー5台が納車になりまして、太陽光パネルと蓄電池の設置も今月多くの場所に設置されているとことです。今ちょうど中学校へも大型クレーン車が来て、体育館の屋根にパネルを設置しているところです。

 来年度はマイクログリッド、小水力発電関係が本格的に動き出すところです。事業費的には今年度より来年度の方が多くなりまして、色々な事業を更に進めて行かなければならないという状況でございます。そういう中、ここにいる皆さんにそれぞれ毎月検討協議をして頂いて、脱炭素先行地域づくり事業が順調に進捗しますよう願っているところです。令和7年度もしっかりこの事業を進めてまいりたいと思いますので引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げ挨拶とさせて頂きました。

協議事項
1.(株)いくさかてらす電気小売事業に係る手続きの進捗状況等について
 電気小売事業に係る手続き及びスケジュール表により、電気小売り許可については3月11日の経産省の審査会で承認され、電力販売事業に関する手続きを調整していると説明がありました。(3月27日付で電気小売り事業の認可がありました。)
主な意見・質問とその回答の概要は、
・小売業の開始に向け、料金体系について現況を考慮し慎重に協議していくように意見がありました。

2.令和6年度脱炭素事業の実績について
 令和6年度に実施した事業でPPA事業、省エネ機器等導入事業、公共施設省エネ機器導入・LED化改修調査設計業務委託、公共施設へのペレットストーブ導入、民家断熱改修補助、公共施設へのEV充電器導入、公用車のEV化・カーシェアリング、村営バスのEV化、やまなみ荘にボイラー・チップ庫新設、生坂ダム小水力発電所新設調査設計、自営線マイクログリッド構築、デマンドレスポンス需給管理システム、いくさか「創造の森」オフグリットハウス建築に係る設計の進捗状況について説明がありました。

主な意見・質問の概要は、
・私からそれぞれの事業の実施内容について公開できるように資料を整えるよう依頼しました。
・公共施設の省エネ化について質問があり、LED化については実施する様に考えている。エアコンについては何処を行うか検討していくと説明がありました。

3.令和7年度脱炭素事業の予定のついて
 令和7年度に計画している事業で、省エネ機器・木質バイオマスストーブの導入補助、公用車EVカーシェアリング地用方法、既存住宅・古民家断熱改修補助事業、自営線マイクログリッド構築、公共施設LED照明・省エネ機器導入事業、生坂ダム小水力発電、木質バイオマス熱利用の内容について説明がありました。
意見質問はありませんでした。

4.その他
 PPA事業の太陽光パネル、蓄電池、EV充電器設置工事の状況について説明がありました。
 私から、簡易水道事業の大原のポンプ場をマイクログリット内に入れるように依頼しました。


 午後4時30分からは、明科消防署に小型ポンプ搭載車が、松本広域消防局で初めて導入され、その新車両のお披露目会が行われました。

 青柳明科消防署長と二人の署員から、搭載車の性能や小型ポンプ、吸管、ホース、無線などの装備、担架の載せ方、稼動してみての感想などをお聞きしました。
 当村の様な狭い道が多いところでは、小回りがきいて有事の際に重宝すると思いました。

 午後5時からは、消防団分団長会議を開催し、最初に中山団長から、本日は年度末のお忙しい中、また仕事でお疲れのところ、本年度最後の分団長会議に出席頂きましてご苦労様です。また、藤澤村長はじめ青柳明科消防署長、松下生坂駐在所長には日頃から生坂村消防団に対しまして多大なるご理解ご協力を頂き誠にありがとうございます。今年度から私が団長となりまして、新しい体制といたしまして、生坂村消防団がスタートしたわけでございますが、今年残り4日ありますが、大規模な自然災害もなく、また各団の日頃からの防災活動のお陰で、建物やその他火災もありませんでした。

 ですが、先週今週と安曇野市管内でも山林に延焼した火事も発生し、国内各地でも様々な森林火災が発生しています。来週の火曜日4月1日からは各団新たな分団長での体制となりますが、ここにおられます分団長の皆様は、一昨年4月9日新体制早々に建物火災があり、大変ご苦労されました経験を元に、緊急時の出動には新体制でも対応できるようご指導のほどよろしくお願いします。

 分団長、本部長、ラッパ長の皆様には、一昨年のポンプ走法、昨年のラッパ吹奏大会の参加など2年に渡りご協力いただき大変ご苦労様でした。皆さんのご協力のお陰で、本年度も予定しておりました松本消防協会生坂村消防団の開催事業は無事終了する事が出来ました。改めてここに感謝を申し上げるとともに来年度は第3ブロックの訓練を当村で行う事となりますが、緊急時対応、松本消防協会生坂村消防団の開催時の会議等、団員及び次期幹部には充分理解して頂くようしっかり引継ぎをして頂きたいことをお願いしなどと挨拶をされました。

 私からは、今年度最終の分団長会議という事で、お忙しい中ご出席を頂きましてありがとうございます。また、今中山団長からお話がありました通り、各分団の分団長はこれで任期という事で、2年間本当にありがとうございました。ここにいる皆さんが、生坂村の生命・財産を守って頂いている幹部クラスでございまして、特に今年度は大きな災害も火事もなく、平穏な年度であったと感謝を申し上げる次第でございます。前3年度ほど続けて建物火災がありましたが、今年度は日頃の予防消防・啓発活動等が村民の皆さんにも行き届いて平穏な年度であったという事であるかと思います。

 また、これで引き継ぎが各分団でございますが、4月から令和7年度が始まりまして、この平穏な年度が続くことを願う次第でございます。それぞれ村民の皆さんも災害に対しての防災意識を高めて頂き、当然火事については火の元等を充分注意し、この時期に火災が多発するという事で、なるべく火をつけないようにするということも大事であると思います。異常気象が続いている昨今ですので、山林火災は本当に大規模化していますので、それどれ皆さんが注意をして頂いて、未然に火災を防いでいくという事も大切と思います。これは毎月の広報等でも各分団の皆さん行って頂いていますので引き続き来年度も生坂村の安全・安心な生活を守って頂きますようお願いしますなどの挨拶をさえていただきました。

 青柳明科消防署長からは、私こちらに来て2年目ということで2年間ありがとうございました。私が来た当初はいきなり大きな建物火災があり、大変だなあと思ったわけですが、それ以降火災もなく、今年1年間を通じても、明科の方ではちょこちょこあるという状況です。空気が乾燥していて、この時期は畔焼きとか結構行う方があるわけですが、生坂の方は風のない午前中に行って頂いていて、皆さんの広報のお陰で火災がないという状況になっております。このまま無火災を続けて行って頂ければと思っています。

 これで私はこの3月31日をもちまして役職定年になります。その後定年延長がありますので2年ほど消防職員として勤務するのですが、今度は藤原という者がこの後明科消防署長になりますので、前日生坂村の関係を申し送りしてありますので、話をして頂ければと思います。今年は第3ブロックが生坂村に回ってくるという形で積極的に協力する様に話をしてありますので、訓練とか協力していくように引き継いでありますのでよろしくお願いしたいと思います。また、小型ポンプ積載車が入りましたので生坂村の中継送水訓練には入らせていただきたいと思いますなどと挨拶をされました。


 松下駐在官からは、生坂村消防団分団長会議が本日盛大に行われます事に心からお喜び申し上げます。また、生坂村消防団の皆さんには日頃より、生坂村内の防火活動にご尽力賜りまして誠にありがとうございます。今年度大きな火災や災害等発生することなく平穏に推移してきましたのも、皆様の日頃からの活動の賜物と心より感謝申し上げます。また、来年度以降も引き続き村内の防災活動にご尽力いただきます事をお願い申し上げますとともに、生坂村消防団の益々のご発展とご臨席の皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げますなどの挨拶をされました。

協議事項
1、令和6年度事業報告について
 令和6年4月7日の辞令交付式・新入団員等説明会から、令和7年3月27日の第7回消防団分団長会議まで36事業について報告がありました。

2、令和7年度事業計画について
令和7年4月1から7日までの松本消防協会第3ブロック春の火災予防運動から3月13日に予定している第4回松本消防協会理事消防事務担当者会議、分団長会議、その他の行事について説明がありました。
 意見・質問の概要は、
 ・中継送水訓練を第1分団の小立野区で行う様に要望がありました。
3、令和7年度辞令交付式について
 令和7年4月6日(日)にB&G海洋センターで実施予定の辞令交付式の内容について説明がありました。
 消防団員の本部、第1分団、第2分団、第3分団、ラッパ班配属名簿について説明がありました。

意見・質問の概要は、
 ・新入団員の確保について依頼がありました。
 ・服装について質問があり、それぞれ説明を行いました。
 ・参加者について質問があり班長以上及び辞令交付者の団員について出席するように説明がありました。

その他
 分団等交付金の実績報告提出の依頼と、1月から3月の出動実績についての報告依頼がありました。

 今年度で各分団長などが変わりますので、出席者全員で記念撮影をしました。それぞれの皆さんには、生坂村の多くの消防活動、防災・減災対策等のご尽力、ご指導に対し心から感謝を申し上げます。

 4月から新幹部、新入団員はじめ消防団員各位には、新体制の基「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき、防火啓発活動、各種技術訓練や救命講習会など多くの消防活動により、安全で安心して住み続けられる生坂村を守っていただきますようお願いいたします。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、青空が広がっていた下生野上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、小学校で新4,5,6年生登校日、中学校で新年度準備登校、民生児童委員協議会定例会、生坂おとこ塾などが行われました。