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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会総務建経常任委員会&日岐上空からの風景

2025年03月13日 | 生坂村の会議
 3月13日(木)は薄雲の広がっても日差しが届き、引き続き昼間は上着いらずの陽気になりました。
 午前9時からは総務建経常任委員会連合審査会が開催されました。

▽ 議会総務建経常任委員会連合審査会で委員長、議長、私の挨拶から始まりました。

 その後、総務課長の挨拶後、総務課関係の説明をさせていただきました。
 総務建経常任委員会連合審査会の総務課関係の説明に対して、議員各位の質問や提言等と回答の概要は、

 過疎法の計画に項目を記載しなければならないことについては、新たな事業実施に過疎債を活用する場合に変更していること。
 卒倒坂住宅の除却の件については、旧南小学校体育館の取り壊し後に防災公園にしたなどで過疎計画に盛られていること。
 集落整備が続いて記載されていることについては、ハード事業とソフト事業であり、区分が違うこと。
 公民館の大規模改修の活用ついては、それぞれの地域で事業が違い、以前に耐震化の時には負担金をいただき、交付金と過疎債で実施した様に、必要に応じて過疎計画を変更すること。
 公民館等の補助事業が減っていることについては、以前農政関係であったが、今は補助金がなくなってきているので、地元で資金を貯めていただきたいこと。

 大日向農産物直売所の建物はどこかについては、大日向公民館の横で、ぶどうの集出荷に使用していること。
 指定管理者は何をするかについては、施設の維持管理やコミュニティの醸成などを行っていただいていること。
 指定管理の年度の違いについては、収益事業関係施設は3年間、地域のコミュニティ等の施設は5年間としていること。
 山清路の郷資料館の利用頻度については、外から中の展示物を見ていただく施設で、村外からのお客様は増えていること。
 山清路の遊歩道の拠点については、今年度駐車場の整備をして、今後は地元と詰めていくこと。

 条例改正の対象者については、今年度子どものために時間短縮での勤務はあるが、介護での職員はいないこと。
 代替職員の遣り繰りについては、深夜勤務ができないなどの改正であり、今回では大丈夫であること。
 会計年度任用職員や非常勤については、今回の条例改正は一般職であり、他の規則で会計年度任用職員等に対応していること。
 子に掛かる手当と扶養手当の増減については、子ども手当は10,000円から13,000円に増額になり、扶養親族は令和7年度3,000円、令和8年度は0円になること。
 有価証券は証券会社が株を運用してのリスクについては、日本学生支援機構の有価証券であり、国が保障する裏付けがあること。
 基金については、18基金条例であり、基金の総額は21億円ほどであること。

 証券会社と運用実績、手数料については、債券ごとに証券会社は変わること、年2回の利息が一回23万ほどで1年間46万ほどになり、手数料はないことと、長野県内の77自治体の内、42自治体が有価証券で運用していること。 
 条例の中に国が保障することの記載については、記載しないこと
 消防団員や役場職員等の火事現場の保障については、役場職員は村長命令で公務災害、一般の方は今回の条例の対象であること。
 消防団員歴の通算については、消防団を一旦退団して退職金をいただき、再度入団は1年目から始まること。
 機能別消防団員については、任期が2年であり対象にはならないことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 予算書に通し番号を付ける経費については、当村はベンダー一括でお願いし、10町村程の共同で行っているため、経費の見積はかなりの時間が掛かること。
 企業版ふるさと納税1,000万円については、現在、国に地方再生計画を申請中であり、認定が3月下旬になることで、受け入れる体制を整えていくことと、運用は基金に積立て行うことから基金条例は追加議案で提出すること。
 ガバメントクラウド使用料と負担金については、使用料と接続費の両方であること。
 CATVの工事請負費については、新規3件分を見込んでいること。
 UIJターン就業・創業移住支援とUターン補助金については、Uターン補助金はEV車購入補助やエアコン設置補助などとUIJターン就業・創業移住支援は地方就職学生支援事業の国・県支出金をいただき、移転費用等を補助する拡充施策であること。

 区長の報酬と活動経費については、報償費200万円(一人20万円×10区)と活動経費は消耗品費に計上していること。
 廃棄物処理については、古くなったホースなど消防関係の処理であること。
 緊急工事については、防火水槽の漏水や消火栓の不具合などの対応で、頭出しの計上であること。
 小立野排水ポンプの計上については、委託料であり保守点検の委託であること。
 議長交際費の増額については、行政視察のお土産代、視察対応のお茶代等であること。
 資料代については、民間の視察先では負担金を取られるが行政は取られないことと、当議会には議員視察でありいただかないこと。
 旅費の村民の皆さんからの理解については、中央要望で何を要望するか、別のものに振り変えることについては、議会で話し合って視察を行ったことと、講師を頼む場合は、謝金で計上すること。
 議事録の委託料については、今年の3月定例会から12月定例会までの委託料であること。 

 村営バスについて200万円の使用料とオペレーターの人件費が同額で、デマンドシステムによる自動化については、平成22年からの地域公共交通運行事業によりデマンドシステムの構築に取り組みましたが、地形的に難しく現状の形でお願いしていること。
 運行の国庫補助金については、令和4年に計画策定の補助金がゼロ採択で補助金が付かなかったことと、運行システムが次世代型にし、申請が法定協議会であるなど対象から外れていること。
 EVバスの賃借料については、EVバスのリース料は、車両が4,876万円、交付金約2,000万円で、その残額をリース期間で割り、令和7年度分のリース料であること。
 一般管理費の光熱水費については、218千円を削減し、運行管理費に新たに高圧電力を計上したことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

▽ 議会総務建経常任委員会での振興課関係の説明の前に、振興課長が挨拶をしているところです。

 振興課関係の説明に対して、議員各位の質問や提言等と回答の概要は、
土地改良事業の費用の原資については、国・県の補助金69%、受益者負担0.5%、残額を過疎債で活用すること。
 農地の賃貸については、長野県農地中間管理機構を通して土地を貸せること。
 水利費が高いことについては、今、受益者は万平1者とぶどう園で負担していて、今後担い手により、1.5haで 二人の経営体が栽培できること。 
 今後の予定については、来年度に現地測量等を行い、令和8年度・9年度で工事を実施することと、原則的には農業公社の新規就農研修生が栽培すること。
 新規就農者がぶどうの散水ための揚水ポンプについては、50㎥であること。
 当該区域の5,8haについては、区域に用水を供給している面積5.8haであり、その水利施設を改修することは費用対効果があること。

 農業機械整備については、農業公社で管理するハンマーナイフモアの購入補助であり、能力は1時間で60a、農地保全として十分であることと、今までモアは一般貸出をしないこと。
 農道整備工事費については、場所は決まってなくて毎年度計上していること。
 雲根地区の農道拡幅については、地元からの要望により、土地は寄付していただき、受益者負担はないこと。
 いくさかの郷正面のトヨの不具合については、早期に確認し対応すること。
鳥獣被害防止柵の修繕料については、修繕の基本は地区であり、今回は地区からの要望で、地元では対応できないと判断し、地元負担金はいただくこと。
 地元対応か村かの棲み分けについては、管理は地元が基本で、農用地保全に関する交付金がないことと、地域事情などがあり一概に規程を決められず、地区要望箇所の調査をして総合的に判断していること。
 補助金については、地区水道と浄化槽設置の補助金であり、昨年度は1基であったことと、環境のために啓発すること。
 農業公社補助金に村からの派遣職員の人件費については、含まれていること。

 林業振興費の委託料で脱炭素関係の調査後については、その委託料で木材伐採のゾーンを決めて対応すること。
 付帯意見の自然保護、遺跡、登山道、水源、災害防止などを守って地域を決めることについては、業務を進めていく中で対応すること。
 令和5年度に森林調査をしたが今回行う業務については、搬出条件など詳しく調査して、集材可能な森林や優先順位を決めて行うために抽出作業をすること。
 森林環境譲与税の割合は、人工林55%、林業従事者20%、人口割25%であり、林業従事者の基準については、調査をして従事者を抽出すること。
 松くい虫対策委託料や里山整備事業などについては、枯損木伐倒や空中散布が含まれ、薬剤費なども計上して、環境調査は同じ調査方法で実施する予定であること。
 
 水道料の減免という話があったが、維持更新が大変で公営企業に移行し、健全な経営するようにとのことで、減免を避けて経営する趣旨を説明していただきたいこと。
 受水費の分水料金で大町市は安くなったが、安曇野市は据え置きかについては、同額であり、5年ごとの見直しであること。
 簡易水道と下水道は一人の担当で人件費は簡易水道に計上していて、割合で計上することについては、企業会計は減価償却などあり、来年度の運用資金を3,000万円程残し、予算を組立して、償還金が大きい割合で、一般会計からの繰入で賄う形になり、バランス的に簡易水道に計上していることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。

 議会総務建経常任委員会は、付託された事件案4件、条例案6件、予算案4件について、一般会計予算総務課の脱炭素先行地域づくり事業予算関係については、提示資料により説明させていただき、17日(月)に質疑採決を行うことになり、他の負託議案は慎重審議をしていただき、多くのご提言を賜りました結果、原案の通り承認していただきました。

日岐上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた日岐上空からの風景を撮影しました。

その他生坂村では、小学校でイクサカラットリンタイム、中学校で同窓会入会式(3校時多目的)・2年修学旅行事前検診、地域支え合い推進事務局会議などが行われました。