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鳥まり、参る!

ご覧いただきありがとうございます。
日々のいろいろなことを記録しています。

宝物を汚されないために…。

2025年05月25日 | シリアス
【おぞましき平成の業】

平成って30年あるらしい。

1989年1月8日から2019年4月30日までですって。

最初はともかく、最後はちゃんと覚えてたはずなのに…忘れちゃうなあ。

30年もあれば色々なことが起るし、当たり前に時代も変わるだろうけど…。

テレビも現実も、人の、特に女・子どもの。

大切なものを壊したり台無しにしてゲラゲラ笑う文化があったなと思い出す。

帰りたくないねー。

せいせいするほどに。


殿方でも、テレビなら若手芸人さんとか、学校なら大人しい男の子とかやられてましたよ。

あれは印象が強いから多くの人が覚えているでしょう。

でも、

「なんか問題が?」

ってくらい人間扱いせずに、女性と女の子は被害に遭っていました。

物質、体、精神…いろいろね。

細かく書くのもおぞましいくらいに。

「多分それの後遺症だよなー」

と思うのがね。

欲しい物を買えない人。

それから、買っても家から出せない人。

パッケージから出すことすら出来ない人。

皆あの時代の被害者で、後遺症な気がしています。


例えば、とある若きレディーは

「ド田舎生まれのド田舎育ちで、民度が低い男ほどチヤホヤされる世界で生きてきた」

のだそう。

可愛い可愛いローティーンの時、お年玉で可愛い服を買って、大好きな女友達と地元で遊んでいたという彼女。

民度の低い見知らぬ男子に、思いっきりジュースかけられて服を汚されたんだって!!

ゲラゲラ笑う犯人達、青ざめて服を拭いたりしてくれる友達、固まる本人。

助けてくれない周囲の人々。

なんでこんなにひどいことできるんだろうってドン引きですよね。

この経験のせいで彼女は、汚されて辛い服は外に着ていけないといいます。

そりゃそうなるよ…辛すぎる…。

「東京はド田舎と違うってわかってるのに、今でも覚えてて怖いんですよね」

と悲しそうに笑う。

うううう…。

また、あるレディーは猛毒親育ち。

無関心で助けない毒父と、夫に無視されて娘を虐げまくる毒母、よくある悲しいパターンのね。

レディーはファッションも、アニメも、アイドルも…。

好きなものはぜーんぶ毒母に馬鹿にされて辱められて育った。

捨てられちゃうこともいっぱいあってね。

社会人になって命からがら(本当なのよ、この表現で)実家から逃げ出した彼女。

やっと自分の稼いだお金で安心して買い物が出来るようになりました。

…でも、買っただけで使えない。

袋から出せない、箱から出せない。

買って安心して、ずーっと自分の家に置いておくだけ。

怖くて開けられないんだって。

安全な場所から出すと、汚される、辱められる、奪われる…そう連想しちゃうんだよね。

それは後遺症だよ

…そりゃそうなるよなあ、と。

そう思うくらいヤバいよね、彼女達が受けた迫害はさ。

彼女達が少しずつでも回復して、人生を安心して楽しめるようになってほしいと、祈らずにはいられません






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八ツ江さんは、還暦越えレディー達の同胞。

2025年04月13日 | シリアス
【都合の良い!おばあちゃんなんかじゃ!!ないんだーっ!!】

NHKの5分料理番組『きょうの料理ビギナーズ』。

かたく10年は放送している人気番組です。

かわいいアニメキャラおばあさん・ハツ江(はつえ)さんが初心者でも工程少なく美味しく作れる料理を教えてくれる、その名の通りの初心者向け料理番組です。

※きょうの料理ビギナーズ(NHK公式)

ハツ江さんはグレーヘアーにグレーのシンプルな着物(ワンピースかも?)、割烹着にメガネをお召しのキャラクター。

とし子さんという娘さんと近所に住んでいるのか同居しているのか。

娘婿(とし子さんの夫)は全く登場せず(笑)、二人の可愛い可愛い男女の孫をよくハツ江さんが世話して料理して食べさせてあげています。

ビギナーズの料理レシピは本当に良質で、私もよく作ってます。

レシピ本もずっと持ってる

そんな良レシピの宝庫なので、料理上手さんにも人気の番組なのだ。

還暦越え(=61才以上)のレディー達にもよく知られている。

…が、大先輩レディー達はハツ江さんのビジュアルや設定に怒っていることが多い。

優しくて可愛くてお料理上手、お世話上手。

「理想のおばあさん」

像を詰め合わせたようなキャラクターなのに…なぜ?

と思ったら、こういうことらしい。

「番組を作っているであろう男性達、お若い女性達にはハツ江さんは都合の良いおばあちゃんでしょうよ。

 でも私達にとってハツ江さんは、お友達…共に戦って生き抜いてきた同胞なの。

 ハツ江さんは私達自身でもある。

 そんなハツ江さんが、令和になってもおしゃれひとつさせてもらえず、同じ地味な服をずーっと着せられて、白髪頭で、都合よくこき使われてるのはゆるせないわ!

 ハツ江さんに幸せになってほしいのよ。

 おしゃれしないでダサくて、家族にタダで尽くすのが老婆の、女の喜びだなんて、私達はもうぜったいにゆるしませんっ!!」


…ですって

うーん、こんなに皆さんおっしゃるのだから、その立場になれば感じるんだろうな、そういう風に。

『虎に翼』で主婦層や大先輩レディー達が断トツで梅子さんを応援していたのと被りますね。

「梅子さんは私達の戦友であり、私達自身」

あああああー同じこと言ってましたや。

これもNHK製作の朝ドラ『虎に翼』のキャラクター・梅子さんは、男尊女卑上等なモラハラ浮気夫と姑にいじめ抜かれて生きてきた聡明な女性。

三人の息子を産むも、それぞれ父親の男尊女卑ぶりをしっかり継承して母親である彼女を人間扱いしないもんだから、後に決別。

でも中年を超えてからしっかりと仕事を持ち、一国一城の主(=立派に独立した領分を持つ人)となり、養子縁組はしませんでしたが働き者で思いやりある素晴らしい二人の息子を持ちます。

梅子さんと共に泣き苦しみ、

「幸せになって」

と願われたキャラクター…うーむこれもまたシスターフッドなのでしょうね。

私も梅子さんもハツ江さんも大好きだけど…レディー達ほど深い絆ではないんだろうな。

私なりに年とってきたけど、彼女達ほどの苦労はしていないだろうから…。

だからきっと、レディー達のハツ江さんに幸せになってほしいと願う気持ちは、けして軽く扱っちゃいけないのだ。

ハツ江さんのビジュアルが変わりすぎるのは寂しいけど…でも確かに…なんか変わってほしいかもしれない。

声優さん一人だから、他の人に料理してもらうわけにはいかないだろうが、作ってもらって食べるハツ江さんも見たいね。

プロ料理人の先生に学ぶ回は多いけども。







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魂(いのち)の再び見(まみ)えるまでに。

2025年03月11日 | シリアス
【祈る】

14年目です。

2011年の東日本大震災から…。

3月11日、3.11…。

※東日本大震災(Wikipedia)

あの時、失われてしまった多くの命に、今でも辛い記憶と共に生きている人たちに。

静かに祈ります。

旅立ってしまった魂は、どうか安らかに。

ここに生きる命は、どうかお幸せに、お元気に…と。

【ありがとう、語ってくれて…】

ここ数日、ネットで

「3.11 体験談」

と検索しては文章を読んだり、動画を視聴させていただいています。

特に私は津波被害にあった方々の証言を聞いた。

あまりにも…あまりにも、辛い、悲しい、むごい…そんな言葉が軽すぎる、現実。

こんなに辛い記憶を語ってくれることに感謝ですし、皆様全員が

「辛かったら読まないで」

「心に良くないかもしれないから、我慢して読まないで」

と読み手・聞き手を思いやってくれるのが

「どうしてそんなに優しいの…」

と思いました。

痛いよ。

その優しさが。

当時もそれからも、テレビや新聞ではっきりとは言わなくても

「そうなんだろうな」

と想像した残酷な現実が、数えきれないほどある。

ああ…。

言葉にならない。

あっ。

当時も今もなんだけど、特にスピリチュアル業界の人やスピ好きの人が天変地異を必然だとか良かったんだとか語るのが本当に本当に私は腹が立つ。

よくもそんなことが言えるな!!!

ふざけるな!!!

と思う。

だいたいそんなこと言うのは安全圏にいる人だけじゃないか。

吐き気がする。

(吐き気は本当に辛い。

 だからつわりがある妊婦さんなんて、毎日地獄だろう。

 吐き気じゃ済まないんだから)

【実話心霊漫画に描かれていた3.11】

もうお亡くなりになった、実在の霊能者さん…強制除霊師・斎さんの漫画で1話、東日本大震災について描かれた回があります。

この巻に収録されている『追憶の風景』という回です。
  ↓
※強制除霊師・斎 霊圧の匣 (アマゾン)

ここからネタバレです。

…。

…。

…。

斎さんいわく、2011年3月11日に関東(多分、埼玉県)で彼女は

「天界に吸い上げられるおびただしい人の影」

を見たのだそう。

「大変だ、東北の方で水が…」

と近所の人?に教えられて、

「そうか、それで…」

と理解したと。

「あの日…

 天界もいっぺんに処理をしないと

 間に合わないぐらい大勢の人が死んだんだ」

と…。

この回は、3.11の2~3年後に斎さんが被災地を訪ねるというもので、現地で彼女は

「このあたり

 ものすごく

 きれいだ

 迷ってる人も…

 不浄なものも………

 何もない

 災害で亡くなった人以外に

 それ以前の浮遊霊とかいてもおかしくないんだけど

 それすらいない

 天界が犠牲者も浮遊霊も一緒くたに

 引き上げたんだと思う」

「この様子を見る限り

 多くの人がすでに天界に上がってるから

 残された人は安心してほしい」

と話していたそうだ。

目に見えない世界の話だし、被災地はとてもとても広いけど…。

ひとつの考え方なのかな、と。

この回の前半部分と

「綺麗で何もない」

は矛盾するといえばするし、時系列もあるし…色々と考えるきっかけにもなりそう。

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戦後80年の孤独。

2025年02月25日 | シリアス
【戦後80年を聞く、御教示賜る】

1945年8月15日は終戦の日。

だから毎年8月15日は終戦記念日。

「最近の若いもんは、終戦記念日を覚えていない」

とマスコミは言うけど本当かね。

さすがにそれは義務教育で暗記させなきゃならない範疇のものだと思うのですが…というか近現代史こそみっちり学ばなきゃならないと私は考えているけど。

でも私が学生の頃は近現代史はすっ飛ばす先生多かったし、テスト範囲に入れないのはよくあることだったから…それが未だに続いているのなら仕方ないことなのかも。

今年。

2025年はちょうど戦後80年でございます。

驚くことに、まだまだしっかりと私達と話をしてくれる大先輩達は、戦中・戦後を覚えていらっしゃる。

私も主に80代・90代の大先輩レディー達から話を聞かせていただいてます。

遠い過去のようで、それはしっかりと今につながって、断ち切ることなんかできない。

過去・現在・未来はいつでも切り離せない。

過去を知ることは、今を考えること、未来を作ること。

というわけで、今日は日本の少し昔の話でございます

【首都北西心霊団地】

東京のあるところに、巨大団地があり、そこは心霊スポット呼ばわりされているらしい。

というのも、1970年代後半から80年代にかけて自○が続出したからなのだそうだ。

wikipediaで調べると余裕で100人以上と出てくるんだから恐ろしい。

となると、土地の因縁的なものを想像するのがオカルト好きってもの。

(例えば池袋の某所は戦後拘置所だった場所であり、処刑も行われたというのは有名な話。

 敏感な人が心霊体験したってのは今でもよく聞く。

 たくさんの幸せや笑顔で土地が癒され元気になっていったら良いなーと思います)

でも、こちらの団地はおどろおどろしい歴史は全然出てこないんですよね。

都心からすこーし離れた場所で、空襲被害も少なかったらしいし。

だからこそ団地開発に選ばれたのでしょうしね。

心霊・ミステリー関係も全然出てこない。

ここが自○に選ばれやすかったのは、当時珍しい高層建物で入りやすかったから、そして何よりも…。

マスコミがセンセーショナルに初期の事件を書きたてたからなんですって。

「ボク、調べるの好きなんで!!」

とめっちゃ調べてくれた人いわく、

「あそこはマスコミが作り上げた自○・心霊スポットって感じ」

と。

なるほど…ネットもSNSもおそらくまだ無い時代ですが、SNSとマスコミは似ていて、あっという間に現実を作り上げてしまうのはわかりますね。

無知な私は最初、

「やっぱりバブル崩壊の後に自○が相次いだのかな?」

と思った。

でもバブル経済が崩壊したのは90年代前半であって、70~80年過ぎは違うのだと。

バブル景気が始まる80年代後半には自○防止の柵作りなどをしっかり行ったこともあり、事件は激減していたというのだから。

だったらなおさらのこと…今よりも豊かで、

「これからどんどん良くなっていける」

と信じられる時代だったんじゃないのか?

そんな中でどうしてそんなことに??

と思ったんだけど…。

「あの頃の東京で働く日本人は孤独だったと推察されます。

 戦中・戦後のいわゆる田舎的な人間同士のつながりが一切なくて、東京にたくさん人がいても支えあえる人が少ない。

 SNSもなく、カウンセリング文化もなく、そんな中で日々働くのは大変な重圧と孤独だったのでは?」


と調べてくれた人が考察してくれた。

えええええー。

今(2025年)では、地方から出てきた多くの人が

「田舎は嫌、東京が嫌いだけどあそこにはぜったい戻りたくない」

と言うのに???

って思ったけど…。

そうだよなあ。

SNSもなくて、ネットもなくて、コミュニティーでつながった相手とじゃなきゃ関係を作るのは困難だったに違いない。

辛い気持ちを共有できない。

孤独…。

そうか…。

辛いのか…。

そういえば、長年メンタル不調だったという有名人さんが

「毎日、朝目が覚めた瞬間に今日ダメになるかもしれない、今日耐えられないかもしれない、どうしようって不安だったんです。

 どうやって今日1日乗り切っていこうって怖くて。

 やっと乗り越えても、夜寝る前にまた明日は大丈夫かなって恐ろしくなる。

 恐ろしいのは、お金じゃなくて、心の問題で。

 恐怖に負けてしまいそうなんです。

 お金じゃ安心出来なかった」


と話していたなあ…。

お金がたくさんあるのに生きるのが怖いって何?!と驚いたけど、それがなんの効果も持たないくらい怖くて、かえって自○がちらつくなんて…そりゃ辛いよなーと想像は出来ました。

「死ぬのが怖すぎて、かえって自○を選ぶって矛盾しているけど、ありふれた人間の行動パターンなんですよ。

 全然不思議じゃない、むしろ当たり前の反応です」


だってさ。

えええー…。

だって、死んじゃったらどうしようって、少なくとも自分が早まらなければ今は回避できるのに…。

「一番避けたい結末をかえって選ぶことで、恐怖から逃れようとする反応って検索すると出てきました!」

おおお…。


そうなのかい…。

とにかく苦しくて辛くて恐ろしい…どんな気持ちでいたのか。

あの団地から、悲しい決断をしそうになった人達も遂げてしまった人達も、孤独で、恐怖に負けてしまいそうだったのかもしれない…。

人の生きる力って、希望って、なんだろうな…。

そんなことを、人様から話を聞いて思う私でございます。

孤独とか一人っていうと、独身=結婚してない、恋人がいない、とだけ連想する人が多そうだけどね。

でも孤独ってそういうことじゃないと思う。

独身だろうが大切な人・楽しくおしゃべりできる人・助けを求められる相手がいれば全然孤独じゃない。

逆に結婚してても、可愛い子ども達がいても、生きるしんどさや感情の波を共有してもらえない人は…きっと孤独だよ。

そんな気がする。

SNSでたくさんの人とつながってる有名人が

「こんなに人がいるのに、誰ともつながってない。

 自分だけ一人」

と言ってたのが印象的だったな…。

孤独じゃない、はどうすればいいのか…。

戦後80年の孤独。

それぞれの時代の特徴はあれど、大切な人たちがほしい、支えあいたい、そんな気持ちは同じな気がしますね。







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女子の少数派、資質なのかトラウマなのか…。

2025年02月16日 | シリアス
【アセクシャル?ノンバイナリー?女性が恋愛対象??】

あらゆる問題が噴き上げて、この問題は数年でガラッと様相が変わりそうですが…。

女子の少数派問題について…私の考えるところを一度記録しておきたい

異性・同性問わず他者に一切の性欲がわかないのをアセクシャルというらしい。

(少なめ、と書いてる人もいるが逃げ口上な気がするなあ…それなら普通に

 「あんまり性欲ない」

 でいいんじゃ?

 それが嫌な言い方だと感じるなら

 「そんなに恋愛体質ではないんだよね」

 で通じるかと…)

ノンバイナリーは心の性別がないという意味らしい。

身体的性別じゃなく心の性別…ジェンダーかな。

(でも、それこそ心に性別がないとか、心の性別がどうこうとか、どういうことなのか?

 私は外見が女性的と言われ、趣味も女性的、女の子らしいと言われますが早口で声が低いんで

 「中身は男だね!」

 と昔よく言われたもんだけど、それってなんなのか。

 もっとちゃんと考えて欲しい)

そしてレズビアンさんはそのまま、女性の体に生まれて、恋愛対象が同性の方をいう。

(ここに乱暴な侵入が昔から仕掛けられて、ここ数年は特に持ち上げられて、当事者の方は悲惨な目にあったのだと少し調べれば出てくる)

こういう、女子の少数派。

本人の資質、つまり天然でそうなのか?

そういう人もいるかもしれない。

でも私は、女子の体に生まれたがゆえに辛い思いをたくさんさせられて、そのトラウマ反応になっているだけのものを新しい言葉でごまかしてるよなーと思う事例をいくつも知っている。

彼女(彼って呼ばれたいなら、とりあえずそれでいいし、シンプルにあなた様と呼ぼうか)に必要なのは

「○○だから、××すべき」

という昔からの抑圧と変わらない強制なんかじゃないと思う。

その傷ついた心を受け入れて、できれば癒していくことだ。


…私はそう考えているのです。

例えば、芸術家肌の女の子がいた。

研究職・芸術家など、ある程度過集中できなきゃその道で学ぶことすら出来ない世界ってたくさんある。

そういう才能のある子が

「変わり者」

「おかしい」

と言われるのはよくある話。

私からしたら

「ああ、○○が得意な人には珍しくないよね」

というだけの話なんだけど…困ったことに女の子だとすごーく断罪されやすい。

男の子より遥かに言われやすい。

そして、そんな浮世離れした無垢さは性犯罪者には目印になっちゃって…悲惨な被害にあうことが、ある。

彼女はそうだった。

性被害の気持ち悪さ・おぞましさ・辛さは、女性ならたいがい知っていることだ。

それで傷ついた無垢な彼女は女の体で産まれた自分を呪ってしまい、

「私の心は女じゃない、ノンバイナリー、いや男かもしれない!!」

ってトラウマ反応していた。

でも、女性(体ね)が

「自分は男だ」

って言い張ったって、ノーメイクで女性用下着ではなく男性用下着を、メンズ服をまとったって、加害者たちにはどこまでも獲物なのだ。

悪い奴ほど甘い言葉ではめてくる。

純粋だから信じて、また傷つけられて、自分の体を呪って。

深く深く傷ついた人が、自分を傷つけた人ではなく、優しくしてくれた人・あるいは社会的に弱い人を恨んで攻撃するのはありふれた話だ。

彼女も“ふつうの女性”を嫌って、憎んで、八つ当たりしていた。

それでますます苦しくなっていくのに。


彼女が辛い過去を話してくれた時に、私が

「そういう奴いるー!

 ほんっとうに気持ち悪いよね、最悪!!」

と話したら

「でも鳥まりさんはふつうの女の子だから、嬉しいんでしょ?

 私は心が女じゃないから気持ち悪いだけ」

だって。

なんて純粋な…無垢な…そして愚かな。

そんなわけあるかーっっ!!!

どんだけ加害コンテンツに毒されているんじゃ、自分だって女(体)なのに!!


って言いたかったけど、大人だからちゃんと踏みとどまって。

「嫌だよ、全くあなたと同じに嫌。

 ふつうの女の子だってそう思うよ。

 ギャル・陽キャ・ヤンキー・パリピってあなたが嫌う女の子達だって、同じに」

と返した。

そこから、思い込みにひとつ風が通った…とは言ってたけど、その後どうなったのやら。

それ以外もね…実は傷ついて

「女の体で辛い目にあうのは嫌だ!!!」

って当たり前のトラウマ反応してるだけな場合があるんじゃないかと思う。

「あなたの資質でそうだ」

と決め付けることで、得するのは誰なのか。

ここまで苦しめた被害が、加害者が、それをゆるす社会構造が、得しているよね。

それって…一番避けたい未来が待ち受けてる気がしませんか?

こんなに嫌で辛くて恐ろしいことがまかり通っていいわけないんだから。

逃げた先に、癒しなんてない。

私にはそう見えました。

ああ…。

女の子が、女性が、安全で幸せであってほしいよ…自分を含めて。

大先輩レディーから、産まれたての幼女ちゃんまで。

全員がです

あなた様が傷ついているのなら…まずそれを認めて、治して欲しい。

そして、多くの先輩達が

「専門家と呼ばれる人が助けてくれる部分もあるけど、同じような女性たちに共感して慰めてもらったのが一番癒しになった」

と語っておられる。

私もそうだった。

昔々の気持ち悪い経験が突如思い出されて気持ち悪くて仕方無かった時、信用している年上の女友達に

「申し訳ないけど、可能だったら私の話を聞いてほしい」

と頼んで。

「そういうことは私の学校でもあったよ。

 ほんとにほんとにキモいし、怖いし、助けてくれないの有り得ないよね。

 鳥まりは何も悪くなかったんだよ、ぜったい悪くないんだ」

と言ってくれた。

ジーンと感動して…その日から、夜眠ろうとすると頭の端っこに思い出されるキモい映像はどんどん薄れた。

あんなにやめようとしても出てきて苦しめていたアレが、すぐ振り切れるようになり、もう出てこない。

私のトラウマはそうやって癒してもらいました。

…女性の体は、辛い目にあいやすい。

否定したって現実変わらない。

男性もゼロじゃない、でも女性は本当に確率が高い。

辛いよね。

トラウマ由来。

アセクシャルにしても、

「性欲が皆無」

なのか、昔からよくいる

「少なめなのか、よくわかんない」

という清純派さんかもしれない。

それよりも、性犯罪被害で傷ついて嫌悪して回避しようと防衛本能が働いている状態かもしれない。

被害者がトラウマの再演・性化行動といって

「あんなの大したことなかったんだ」

と奔放・自暴自棄・都合の良い振る舞いで過剰適応しようとする…という悲しい“よくあること”は最近一般にも知られてきました。

そういう人と同じくらい、傷ついて嫌悪して回避しようとする人もたくさんいる。

双方、

「よくある被害者の反応」

なのです。

…辛い…どちらも、

「あの子も、あの子も、もしかしたら…」

って思い浮かぶ女の子がたくさんいるよ。

「自分の恋愛対象は同性なのかも??」

には、当然そうだという人もいるだろうし、上のように男性恐怖症になってしまった人が

「でも、心通じ合える人が欲しい」

と思って、もしかして?と考えてる場合もありそう。

少し前のドラマで

「女性の体で生まれて、女性に恋をするけど、アセクシャルだから同性の恋人と手をつなぐこともキスすることも出来ない」

というキャラクターがいました。

あれ、当事者女性達には

「はあ?」

って言われていたんですよ。

SNSじゃなくてリアルでね。

「だったらビアンにはならない」

「異性愛者の性嫌悪症ではないのか?」

って。

時代的にそんなことをSNSで書いたらボコボコにされそうだから黙っていた…と私は伝え聞きました。

男性同士の恋愛は性的だと知られています。

それでアセクシャルって聞いたことない…とリアル当事者はいう。

女性同士は心の絆の先に性があるとはいうけど、

「無理」

なら、それってレズビアンではないんじゃないかな…。

トラウマ由来じゃないですか?

その傷はカッコいい新しい言葉で

「なんでもないんだ」

と無視していいものなのですか?









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