楽々雑記

「楽しむ」と書いて「らく」と読むように日々の雑事を記録します。

ルール。

2006-11-04 10:38:43 | Weblog
銀杏は目にする前に拾われているようです。


文化の日らしく自転車でぐるぐると回るのもよいだろうと思い立つ。もう一台自転車を借りようと有楽町の無印良品に向かったけれど既に「全て貸し出し中」となっていた。行楽日和に考えることは皆同じようだ。仕方なく皇居方面に向かって歩き始めた。天気が良いので歩くだけでも気持ちがよく、結局Vironでサンドウィッチを買いビールも買って和田倉公園の噴水と行楽の人たちを眺めながら遅い昼ごはんを食べる。外で食べると三割増しでおいしくなるようだ。

「皇居外苑・環境省」という腕章をつけた職員がやってきて自転車は公園内に入れてはいけないという。ルールがあるならば従わなければなるまいと近くの柵に自転車をくくりつけて公園に戻ると今度は隣の中年女性に環境省が続けていた「お子さんの水遊びは危険なので注意してください。子どもはアタマが重いので水に落ちてしまいます」過去に事例があったのだろうか真剣な眼差しで環境省が指導する。ルールがあるから快適に過ごせるのか、快適に過ごす為のルールなのかわからなくなるがビールも入った晴天の秋の午後は何とも良い。

銀座方面に「たくみ」まで戻る。湯町焼の灰皿と来年の卓上カレンダーを購入した。そもそもタバコを吸わないし決して好きでもないのだが「禁煙」という一言でせっかくの来客に不自由な思いをさせるのも本意ではない。無理にルールを作ることなく自然と守るべきマナーが存在していれば良い、こうして書いている時点でルールを押し付けているかもしれないけれど書いてしまったのでしょうがない。とりあえずガレナ釉の黄色い灰皿を買ったことだけを記しておこう、携帯灰皿を忘れても大丈夫。