楽々雑記

「楽しむ」と書いて「らく」と読むように日々の雑事を記録します。

Lovely Day

2006-07-31 22:33:35 | Weblog
初夏のテラスに流れていた、Bill Withersの『Lovely Day』。久しぶりに買いなおそうかな。まさに今日はlovely。


結婚式場を後に、学校に戻るという110と別れて、次の展開に頭をひねる。飲むことは自明であるのだが...。誰か時間のある人はいないかしら?

結局、約束があるという大学時代の友人を呼び、飲む。飯田橋のキャナル・カフェ。一番端のテーブルは風が抜けてとても心地良い。サングリア、美味い。

暫くして友人は次の約束へと去る。残されても、飲む。陽は傾き、空は夕方の色に変わる。どんな色でも飲む。変わらず風は心地良い。

そうしていると、本日の主役MTK夫妻とその友人たちが来る。テーブルを囲む面子が変われば、また別だ。改めて飲む。ビールに白ワイン。夏の夕方にはピッタリ。

初対面の方々と「束縛する男」について、グダグダとお話しして、気付けば21時過ぎ。おぉ、ここに5時間以上もいることになる。なんと良い場所であるのか。

近所に住むAIKと豊洲へ移動する。そして「山本」。場所が変われば、また別だ。改めて飲む。ホッピー。鯵のナメロウにホヤ酢。新サンマの塩焼き。途中でおなかは一杯。オッサンばかりのこの飲み屋には、さわやかな風は吹きはしないが、美味しく楽しい。

23時も半ば、ようやく家路へ。最後は一人、酔いに任せて横になる。「昼から飲めるのは幸せ」と言っていたけれど「夜に飲んでも、それはそれで幸せ」。

上手な写真の写り方。

2006-07-31 22:14:23 | Weblog
結婚おめでとう。そして、誕生日おめでとう。


土曜日の朝、また目が覚めるのが早い。早いと二度寝してしまうのに...というのはただの言い訳。実際は10分早く起きただけでもダラダラと過ごす。

今日はMTKの結婚式だ。曙橋に向かわねば...。暑い。ともに受付をやることになっているAIKと合流。この結婚式のための曲選びをしているとき、名言「結婚式は新婦のためにある」と言ったのは彼だ。

人数もそれほど多くなく、とても感じの良い式。次期の挙式を狙わんと、ブーケを取りに走ろうと思ったが叶わなかった。そして集合写真を撮る。皆でシャンパングラスを掲げて上のカメラを見る。既に乾杯が終わってしまったグラスには、ゴールドの滴は見えない。空のグラスを掲げて上を見る。

1枚目は「笑顔で」、次は「もっと笑顔で」、そして「ニコッと白い歯が見えるくらいに」。遠慮なく空のグラスを掲げて笑う。

仕上がった写真を見て驚く。よりによって、口をあけているときのショットだ。周りはにこやかに微笑んでいる。あぁ、、しまった。バカが一人いる。

あのバカ笑顔は祝福のしるし、と思って欲しい。改めておめでとう。

やきとり屋のとまり木にて

2006-07-30 12:21:18 | Weblog
季節の変わり目を腰で感じる。そう腰痛。


金曜の夜、会社帰りに反対方向の渋谷に寄り道。新譜がちょこちょこ出ているが、荷物を持ちたくないので先延ばす。久しぶりに森本へ行く。やきとり。

相変わらず混んでいるので、暫くすると合席となる。横にサラリーマン、2名。年少者が年長者を立てずに喋る。シケたのが横に来たもんだ。知らんぷりで話を続ける。

何がきっかけか忘れたが、いつの間にか話の輪はこちらまで広がっている。43歳の東京生まれで今は名古屋で勤務する男と、名古屋生まれで東京へ単身赴任しているの白髪の52歳。よく喋る男と聞き役の男。

43歳はゲイである。

「女性は欲深い」と彼は言う。優しい彼には、付き合って欲しい、という女性が順番待ちをしているらしい。大変だ。これについては、特にコメントはない。

52歳は白髪を気にしている。「切りに行こうと思っている」という彼に、間髪いれずに私とWTRが素敵な白髪を誉めると、いつのまにか切りに行かないことになっていた。実は案外嬉しそう。それからも折に触れて髪について話す。

22時でカッチリと追い出されるこの店、飲み過ぎないためにもありがたい。しかし、43歳はすっかり酔っていた。店の親父が言う「もう酒はのまさないぞ」。そして私にも言う「酔っ払いに付き合うと、酔っ払うよ」。ごもっとも。

店の前で別々に帰ろうとする二人組みに一緒に帰るように忠告。西武線沿線に住む43歳が「銀座線で帰るの」と言う。どういうことかよく分からないが、きっと誰かが待っているのかしら?

渋谷の駅に向かう二人を見ながら「案外お似合いだなぁ」と顔を見合わせて笑う。夜は涼しくなってきました。

男の作法。

2006-07-27 23:41:50 | Weblog
もうセレブとか、どうでもよくない?


『男の作法』という池波正太郎の本がある。おなじみの池波節全開で何度も読み返しているし、普段の生活の意識に役立つこともあったりしてお気に入り。

ロングセラーでもあり、Book Offに行くと、しばしば100円コーナーにあったりする。2冊、3冊と買っては、進呈したりしております。ん、押し売りに近いな...。この間の日曜日にも見つけて、手にとる。

注意しなければいけないのは、100円コーナーの本には、しばしば線が引いてあること。この日の『男の作法』にも線が、、、以下抜粋。

「将来の自分を高めていくための何かほかのものにふり向けてやっている人と、放縦に(ディスコで)踊り狂ってセックスしたりしている人との差は、必ず数年のうちに出てきちゃう。社会人になったときにね。一方は落伍していくし、一方はどんどん上がって行くわけですよ。」

そこに、しっかりとした線が引いてある。ということは、ここがその人の「男の作法」か。どうなったのかしら、この人?上がったのか、落ちたのか??

しかし、線を引いている箇所を見て、本を元の棚に戻す。間違っても、これを人に渡したら誤解されるだろう。「ああ、どうりで~」と。

帰り道に料理の記事が読みたくて、さっきGQを買って思い出した。そういや、以前に池波、山口瞳、開高健を取り上げてたっけ。。。手軽に雑誌の記事で済ませないで、読めよ。エグゼでセレブな男たち。

盆踊り、夏ですね。

器に網、そしてお茶。

2006-07-26 00:07:58 | Weblog
週の初めはなんでこう時間が長くて、進むのが遅いのでしょ?


会社を早々に出る。早く出ようとしたのには訳がある。

土曜日に食べたトマトが美味かったので、また買いたかった。ついでにキウリも同じ店で買おう。

日曜日に買った器を眺めていたら、もう一つ欲しくなる。対になっている方が何かと良かろう、と勝手な言い訳をもって、同じ店に行く。銀座5丁目。

で、器を買いながら、以前「焼き網」が紹介されていたことを思い出し、尋ねてみる。すると奥から出てきた。セラミック網が付いた焼き網、京都の『金網つじ』製。

これで焼きたいな、肴に餅。店の方に言われる「男性がこういうものに興味をもたれるのは、珍しいですね」と。確かにそうでしょう、婦人画報を読むようには見えないはず(美容院の待ち時間に愛読)。

色々と眺めていると、好みを察知したのか、奥から色々と出してきて見せていただく。うーん欲望が…しかし、焦らなくても良いのだ。これからまだまだ先は長い。

一対になった器を眺めて、お茶を入れよう、と思う。
そういえば、店で出してもらったお茶は、緑茶に桃とキウイ、スイカを合わせたものだった。夏の匂いがした。

幸せですな。全く。。。