スチールのフレームも極めれば悪くない

ここ等はお気に入りの場所。サイクリングロードにはジョギングする人、ウォーキングを楽しむ人、バードウォッチングする人と様々。車やバイクは入れないので自転車だとまだまだ地元にこういった景観が沢山あることが判ります。空気がピーンと張りつめてて気持ちいい♪愛車は2002年頃のカナダのビルダー、ロッキーマウンテンバイシクル製のブリザード。創業時から継続し、いまだ熟成を続けるスチールフレームの最高モデル。レイノルズ８５３を使うフレームは２kgを切っており、下手なアルミより軽い優れもの。画面のような細かい振動を起こす路面は得意でフレームが疲労の元をかなり吸収してくれます。また独特のシートステイの工夫で、突き上げられると前にクンっクンって押し出すような挙動を見せる時があり、乗ってて楽しくなるフレームなんです。これはカーボンやアルミのバイクには無い独特の感覚なのかも。バネ効果？アルミでバネは作れないもんね（カーボンは板ならバネになるらしいが）(^ ^;。細かいサイズ設定も親切で、レース会場では小柄な女性が乗ってるのをよく見ます。海外のフレームはだいたい大きく、私や一般的な女性にはオーバーサイズ。独特のジオメトリーは日本人に扱い易いとの事で、確かに条件が悪いほどこのフレームの乗り易さは際立ちます。最新のサスペンションとかで小細工するアプローチもありますが、こんなシンプルなのも面白いものです。このフレームを買ってパーツをコツコツと集めて約１０ヶ月かかって走行可能にしたのが約６年前。横浜のサイクラリーキリンさんの尽力あっての賜物です♪因みにフロントサスはデットストックですがロックショックスのサイロ・レース（最終型）で、通称「金サイロ」と呼ばれてるヤツ。ＤＡＮさんのスクールで「これ好きなんだよね」ってお褒めの言葉を頂いたのが懐かしい～。デュアルエアでＳＩＤの剛性をそっくり上げたような逸品です。現在壊れた時用に１本ストック。まず入手困難ですから…。