被災された方々に掛ける言葉も見つからない大惨事

Ｍ９.０。震度で教わってきた身にはピンと来ないがとんでもないエネルギーが広範囲に渡って放出されたとの学者の解説に半ば言葉を失っている。後輩の結婚式で訪れた気仙沼の素朴で美しい景色はＴＶの画面には微塵も見い出せない。阪神淡路の時はＦＣＣＶ（niftyのパソ通四駆フォーラム）から有志を集い２台に看護士を含む人と物資を積み込んで被災地で実力を発揮する燃費の良いディーゼル四駆を送り込んだ。だが石原都知事の意固地と国の裏事情でディーゼル撲滅体制（世界でも少数派）となったこの日本では燃費が悪く原油からの精製量の少ないガソリン車ばかりとなり今回の惨事で現地の活動範囲を少なからず狭めている。もしディーゼルハイブリッドがＥＵのように普及していれば被災地で暖を取れる人や移動できる人が増えてたろうと考える。諸般の問題は生じるだろうが貨物が秋田まで路線確保という情報も流れているが、停電でも安全確認しつつ走ればディーゼル機関車での物流も確保できる気がする。ガソリンと電気に頼るこの国の策が裏目に出てる事をニュース画面に食い入る中で悔しく思うばかりである。悔やんでも時間は戻らない。被災された方、その親族知人には心からお悔やみ申し上げると共に強く試練を乗り越えて欲しいと願う事しか私にはできない。無力。