闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

ロータスは死んだか...C チャップマンは喜んだか...

2010-11-13 01:35:44 | インポート


TVをリアルタイムに見れる時間に帰宅できない身だけに録画機の稼働率がここにきて異常に増えている。そんな録りだめした番組を整理していた。「パリサロン」の録画を見て目を疑った。ロータスが投入(一部はインプレスで取り上げられてたね)してきた5台の「スーパーカー」は古くからのロータスファンの一人を自称する私には腰を抜かすほどショックなものだった。他のメーカーと同じ路線に変わり、存在感の無くなったデザインはバッヂをランボルギーニに張り替えれば判らないほど特徴が消えた。肥満化と電子化を急激に加速させてリッチにさせた全モデルに魅力を私は全く感じられなくなった。大きなエンジンを積んでハイパワー化。オリジナルのエランやスーパー7を最近も見て来て、スーパーカー世代なら一度は目にしたろう「サーキットの狼」で主人公が最初に乗るヨーロッパ。実車の運転はした事無いが、何度も目にして触って「これがCチャップマンの求めた夢の形かぁ」と身震いした。小さく、特別大出力ではなく、最高速度もそう高くなかったかもしれない。でも電気仕掛けの助けが無いに等しく、技術が無ければその性能を引き出す事ができず、運転しているという喜びを五感で感じられるという数少ない車を出したメーカー、ロータス。それが一転してあの変容ぶり。車と人の一体感が得られるとはとても思えない。ワインディングロードや峠を攻めたらきっと楽しいだろうなぁ、とはもう思えない大きさと排気量(重さ)だ。実際に乗ったら評価は変わるかもしれないまでも見た目から明らかに「ロータス」というインパクトは消滅した。これが世界で受け入れられたなら私が感覚崩壊しているのだろう。時代がロータースにこんな日本車のようなモデルチェンジで肥大化(デブ)を繰り返す事を求めたのか。だとしたら老いた私の望む「走りを楽しめる車」だろうと未だ夢見るメーカーがまた一つ減ったのだと思う。これで数少ないロータスファンが相当減りそうになると思うのは私だけだろうか。輝きを失ったと見えるロータスに落胆。


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