「一報続報」というのも可笑しなタイトルだが、
朝刊のない今朝、出勤してPCを立ち上げて飛び込んできたニュースが
↓これ
「11日午前10時半頃、山梨県南アルプス市の北岳の標高2700メートル地点の岩壁で、落石に当たって負傷していた岐阜県高山市桐生町、会社員松宮弘記さん(42)を県防災ヘリが発見したが、松宮さんは内臓損傷による出血性ショックで死亡した。
南アルプス署によると、松宮さんは10日午後9時半頃、発見現場付近でテントを張って宿泊していたところ、テントに落石が当たり、登山仲間の男性が110番した。松宮さんは9日から、仲間の男性と2人で入山していたという。」(2010年10月11日14時38分 読売新聞)
写真は11日午前7時30分頃、
下山の大樺沢ルート、八本歯のコルを通過した付近から望んだ北岳バットレス第4尾根。
クライマーのパーティーが岩場に取り付いているので興味深く眺め、写したもの。
写真にはAからDまで4人の人物が写っている。
AからCの3人の人物は明らかに同一パーティーでザイルで繋いで上を目指していた。
しかし写真最下部のDは、オレンジ色のテントと思われるものを時々広げたりして、登る気配はなかった。
「4人パーティーのリーダーで、下から指示でも与えているのかな」と思っていたのだが、
上記の記事に触れ、Dは記事にある110番した「登山仲間の男性」と確信した。
Dの傍らには落石に遭った松宮さんが横たわっているはずだ。
この写真を撮った約3時間後、防災ヘリが救助のためここに飛来したことになる。
合掌
朝刊のない今朝、出勤してPCを立ち上げて飛び込んできたニュースが
↓これ
「11日午前10時半頃、山梨県南アルプス市の北岳の標高2700メートル地点の岩壁で、落石に当たって負傷していた岐阜県高山市桐生町、会社員松宮弘記さん(42)を県防災ヘリが発見したが、松宮さんは内臓損傷による出血性ショックで死亡した。
南アルプス署によると、松宮さんは10日午後9時半頃、発見現場付近でテントを張って宿泊していたところ、テントに落石が当たり、登山仲間の男性が110番した。松宮さんは9日から、仲間の男性と2人で入山していたという。」(2010年10月11日14時38分 読売新聞)
写真は11日午前7時30分頃、
下山の大樺沢ルート、八本歯のコルを通過した付近から望んだ北岳バットレス第4尾根。
クライマーのパーティーが岩場に取り付いているので興味深く眺め、写したもの。
写真にはAからDまで4人の人物が写っている。
AからCの3人の人物は明らかに同一パーティーでザイルで繋いで上を目指していた。
しかし写真最下部のDは、オレンジ色のテントと思われるものを時々広げたりして、登る気配はなかった。
「4人パーティーのリーダーで、下から指示でも与えているのかな」と思っていたのだが、
上記の記事に触れ、Dは記事にある110番した「登山仲間の男性」と確信した。
Dの傍らには落石に遭った松宮さんが横たわっているはずだ。
この写真を撮った約3時間後、防災ヘリが救助のためここに飛来したことになる。
合掌
こちらへの訪問がちょっとご無沙汰でした。
Kさん元気かなぁ、と覗いてみたところ、
事故の記事だったのでやるせない気持ちになりました。
残念ですが、たびたび山の事故のニュースがありますね・・・
これから山へ入るクライマーの皆さん、どうか無事に帰りますように。
松宮さんのご冥福をお祈りします。
北岳には予定通り行かれたのかなと思ってここにお邪魔したらこのニュースに接し、驚きました。
バットレスの直下でテント泊ですか・・・・
危険なような気がしますが・・・・素人考えなのでしょうか?
せっかくの山行きもこういう悲惨な結果に終わるとご本人も周りの方も無念でしょうね。
近場の低山がメインの私ですが心したいと思います。
松宮さんのご冥福をお祈りします。
バットレスを眺めているときはそんな事故があったとは想像すらできず、気分は絶景を目の前にしてハイテンションモードでした。
それだけに事故のニュースに接して驚きました。
しかし、この写真を撮った前後で落石が発生していましたし、バットレスの直下には落石の痕跡が密集した危険個所もありました。
さて、レポ本編、早く仕上げたいと思います。
予報が外れ、2日とも天候には恵まれました。
バットレスの絶景を堪能して来ただけに、帰宅して目にした事故のニュースは衝撃でした。
2人はバットレス直下ではなく、岩壁途中のテラス状の場所に設営したようです。
やむを得ない選択だったとは思いますが、残念な出来事です。
北岳レポ、これから写真整理に入ります!