山の記憶 再び

「静岡のK」 山歩きの記録




コッフェル502 金峰山

2013-08-07 | Weblog
2013.8.4(日)
来週のお盆休みに、幼馴染みのN君たちと、
山中一泊して、赤岳~横岳~硫黄岳と花咲く八ヶ岳南部の稜線を歩く計画を立てた。

今回の金峰山はそのトレーニング目的でもあった。
参加したのはN君と、N君が所属する監査法人の若手NB(ノブ)君。昨年8月の鳳凰三山以来だ。

山中一泊の八ヶ岳よりも、日帰り金峰山の方が、間違いなく、きつい。
トレーニングには持って来いの山歩きだった!

冒頭写真は、絶壁の頭から望む、山頂へ至る稜線。













午前8時に到着した瑞牆山荘前の無料駐車場。
満車も覚悟していたが、意外と空きスペースがあり、NB君のエクストレイルは楽勝に駐車できた。











歩き始めの、広々した気持ちのいい道。快調に進む。











ほぼCTで到着した富士見平小屋。瑞牆山へ向かうグループが多かった。











小屋のトイレの横を通って金峰山への道へ。板状節理で生じた平たい石が登山道を覆っている。











マルバダケブキの花。
小屋の周りでも咲いていたが咲き始めで蕾が多く、高度を上げた登山道沿いに勢いのある群落が出現した。











こちらはバイケイソウの花。
この緑の花がバイケイソウの花と承知していたのだが、後刻、白い花が咲くバイケイソウに初めて遭遇した。
帰宅してネット検索。
その結果、緑の花が咲く写真のバイケイソウは「ミヤマバイケイソウ」という名があり、
白い花が咲く、見た目コバイケイソウの兄貴分ようなバイケイソウが、いわゆる「バイケイソウ」だと知った。











大日岩に近づき岩場が現れ出した。











大日岩下の展望所から望んだ八ヶ岳連峰。
N君とNB君に、来週歩く予定の縦走路、赤岳~横岳~硫黄岳の稜線を紹介した。











足元に孤高のギンリョウソウ。
群生する賑やかなギンリョウソウもいいが、別名の“ユウレイタケ”に相応しい静かな一人ぼっちもいい。











樹林帯を突破し、森林限界の入り口“砂払いの頭”で絶景を目にした左N君と若いNB君。
背後、雲がかかる岩峰は瑞牆山。











瑞牆山アップ。











前を向けば、金峰山山頂(左ピーク)と五丈岩。











冒頭写真。
ここから岩がゴロゴロする稜線を進む。











五丈岩が目前に迫る。











五丈岩アップ。左ピーク、金峰山山頂に複数の人影。











五丈岩直下。山頂は目前。











足元には、この山域であまり見たことのないトウヤクリンドウに遭遇した。











山頂の一角に到着。正面ピークが山頂だ。











ザックをデポして山頂へ向かう。











山頂の左・N君とNB君。
若いNB君の元気な笑顔に比べ、年が明けると還暦を迎えるN君の表情は、ちっと疲れ気味?











ほどほどに賑わう山頂と五丈岩。











五丈岩登頂を目指す人たち。残念ながら登頂ならず。











NB君もテッペンを目指したが、写真の場所で潔く諦め、カメラに向かってガッツポーズ。











山頂でランチタイムを過ごして下山開始。
ハイマツ帯の向こうに金峰山小屋が見える。










下りの2人を撮影。若い者は元気だ。











薄っすらガスに覆われながらも、瑞牆山が全貌を現わした。











瑞牆山の展望を喜ぶ2人。











下りで振り返った五丈岩のテッペンに、直立する登山者が見える。











砂払いの頭から急坂を下る。











樹木の間から望む瑞牆山。











戻ってきた大日岩の下で乾杯!











運転手のNB君は水で乾杯!











木に食われる、錆びついた古い標識。











日が当たり出した、富士見平手前の登山道。











富士見平小屋で再び一杯。











スティービーワンダー、なんだろうな。











小屋は家族連れで賑っていた。











竜がエビぞっているように見える。











戻った駐車場はガラガラだった。











で、こちらが、駐車場周辺で咲いていた、白い花が咲くバイケイソウ。初めて出合ったと思う。
今年はコバイケイソウだけでなく、バイケイソウの当たり年ではないだろうか。











帰りの国道52号線沿いの「めん丸」で夕食。
NB君はノンアルコールで乾杯!











“間もなく還暦組”の2人は生ビール&冷酒で乾杯した後、美味いラーメンで腹を満たした。











ここの飲食代はN君のおごり。ご馳走さま!&お疲れ様でした!

八ヶ岳が楽しみだ。

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい眺め。 (yamayo)
2013-08-07 21:33:44
ホントきれいな写真です。
見ていて癒されます。

最後に『めん丸』だったとは(驚
自分は大好きなお店です。

先月のainuさんとの打ち上げラーメンもここでした(笑
返信する
良い感じのトレーニング (賢パパ)
2013-08-08 03:56:01
金峰山は大弛峠から一度だけ登っただけですが、やっぱりこちらのルートからの方が充実した歩きが楽しめそうですね。
紅葉の時期だと・・・混むんだろうなぁ~
返信する
Unknown (itta)
2013-08-08 21:57:38
いやぁ、、夏の金峰山も素晴らしいですね!!
一度、賢パパさんの歩かれた大弛峠からも歩いて
みたいです。

ところで、、本日キツネノカミソリを見に出かけてきました。
感動しました。。目に焼き付いています。。
ありがとうございました!
返信する
Unknown (松理)
2013-08-08 22:27:48
 金峰山は,9年前の8月に里宮平から,10月に大弛峠からそれぞれ往復したことがあります。
 やはり里宮平からが「やった。」という感じはします。
 僅かに寄り道する鷹見岩からの絶景が一番印象深いです。
返信する
きれいな (junjapa)
2013-08-09 10:03:05
写真ですね。いつもながら撮影者の感性と腕が光っていますね。金峰山はやはり名山だなーとあらためて思わせて戴きました。山に登っているかぎり健康にはいいし、精神的にもすっきりするし、お金はあまり使わないし(違うかな?(笑)、いいことづくめですね。今後も安全に気を付けて登り続けましょうね。
返信する
皆さんおはようございます (静岡のK)
2013-08-10 06:18:20
酒宴続きでコメント投稿遅れてしまい失礼しました


yamayoさんへ

「めん丸」は、山からの帰り道いつも賑わっているので、かなり前から気になっていました。
家内と入ったら、美味かったので時々寄っていますよ。



賢パパさんへ

この日も大弛峠からの登山者が多かったです。
富士見平は賑わっていましたが、大半は瑞牆山へ向かっていき、
金峰山への道は案外静かでした。
紅葉の頃きっと、健脚土星オヂチャンは“白い粉”携帯して、
瑞牆山&金峰山をサラッと歩いてしまいそうな気がしました!



ittaさんへ

見事なキツネノカミソリでしたね!感動してもらい、紹介した甲斐がありました!
お嬢さんと行かれた「水辺の楽校」、ittaさんのレポを参考にして、長女が孫を連れて行く計画を立てていますよ。
タイムリーな情報は嬉しいものですね!



松理さんへ

鷹見岩はいつも眺めながら素通りしてきました!
絶景ポイントだったとは!!
次回は必ず立ち寄ってみます!ありがとうございます。




junjapaさんへ

山歩きは楽しみ、喜びが多く、一生ものだと思っています。あまりお金もかからないですしね。
junjapaさんの個性的な山歩き、ヤマレコでワクワクしながら拝見しています。


返信する
バイケイソウ (yoshikon)
2013-08-11 10:23:47
Kさん、こんにちは。同級生のyoshikonです。
初コメントです。
先月の草薙は楽しかったですね。

私は大弛峠と廻り目平からは登ってますが、このコースはまだです。いつか行ってみたい。

バイケイソウとコバイケイソウの違いが初めてわかりました。
北アルプスではコバイケソウをよく見ていましたがバイケイソウがわからなくて。

先週、青木鉱泉からドンドコ沢を登って鳳凰三山へ行ってきましたが、その時見たのがおそらくバイケイソウだと思います。白い花でした。

そろそろ赤岳ですね。
お気を付けて行ってきて下さい。
返信する
yoshikonさんへ (静岡のK)
2013-08-11 19:41:14
草薙ではお世話になりました。コメントありがとうございます。
このコース、瑞牆山とセットで登るのに最適ですよ。
富士見平小屋のテン場を拠点にすれば、
瑞牆山&金峰山のゆったり山行が満喫できることでしょう。

鳳凰三山レポ拝見しました。お疲れ様でした!
白く花咲く背の高い花はバイケイソウです。天気と花に恵まれた最高の鳳凰でしたね!
返信する

コメントを投稿