山の記憶 再び

「静岡のK」 山歩きの記録




花と新緑の奈良大和路 <2日目>

2016-05-05 | Weblog
2016.4.25(月)
2日目の訪問先は、奈良市街からは少し離れた、花の長谷寺、そして古都の象徴とも言える法隆寺。

冒頭写真は、修学旅行生が“一気に押し寄せてきた”法隆寺境内。そこに、49年前の自分がいるような錯覚にとらわれた。











奈良駅からJR、近鉄を乗り継いで長谷寺駅へ向かう。











奈良駅から約1時間で到着した長谷寺駅。











長谷寺へ向かう道沿いには、各所に開花した牡丹がさりげない風情で置かれていた。











ほどなく、ツツジ咲く長谷寺に到着。正面に見える総門「仁王門」は修復中。











参道を進み修復中の仁王門をくぐると、399段の、風情ある「登廊(のぼりろう)」。左右に開花した牡丹の原が広がる。











左右の花の原へは、ところどころに脇道が延びている。左の脇道で愛でた赤い牡丹と登廊。











こちらは右の脇道から。











淡いピンクの花。











境内で紹介されていた緑色の花咲く桜。











少しアップ。











新緑が清々しい。











鮮やかな赤い牡丹。











アップ。











本堂手前の登廊。左右に常夜灯が並ぶ。











本堂。











本堂には京都清水寺のような舞台がある。











舞台から望む新緑の中の五重塔。











中央の巨木は天狗杉。杉の左奥には、この後向かう本坊。











舞台。朝早いこの時間は人も少なくのどかだった。











見上げる五重塔。きらびやかで、歴史の重みは感じられなかった。











本坊に向かって歩みを進めると、もう終わったかと思っていたシャクナゲが現われた。











色濃いシャクナゲ。











まさに満開だった。











本坊手前の花園。











本坊手前には、さらに美しい牡丹が花開いていた。これは黄色の牡丹。











こちらは境内で紹介されていた(多分)黒い牡丹。











清楚な白い花。











本坊前の花園。











花園から見上げる、先ほどいた本堂。











本坊の廊下の先にカエデ。まるで額縁のようだった。











ランチを楽しみ、電車を乗り継いで到着した法隆寺。写真は南大門。











国宝(といっても、ほとんどが国宝だが)の中門は覆いをかけて修復中。金剛力士像は網越しに拝観できた。











わが国最古の、現存する五重塔。北面の釈迦入滅の場の、悲痛にゆがむ羅漢たちの表情が印象的だった。











金堂。いずれも聖徳太子ゆかりの釈迦三尊像、薬師如来坐像などが安置されている。












薬師三尊像が安置される大講堂。











定番、金堂と五重塔のツーショット。











これまで静かな法隆寺境内に、“突然”といっていいくらいのタイミングで、修学旅行の中学生たちが雪崩れ込んできた。











百済観音、玉虫逗子などが収められている大宝蔵院。
ゆっくり拝観しながら歩いていたら、大声で騒ぎながら中学生たちが押し寄せてきた。かつての私たちのようで、嫌な気はしなかった。











法隆寺東院の夢殿。











東院を中宮寺へ、日傘を差して歩く家内。











最後の訪問先の中宮寺。アルカイク・スマイルで有名な弥勒菩薩半跏像が迎えてくれた。











新幹線で静岡へ向かうため京都駅へ。











静岡へ向かう車中では、京都駅で入手した、伴淳三郎の“いっぱいやっか?”のCMでお馴染みの吟醸酒『神聖』が、旅のお供をしてくれた。

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