2016.4.24(日)
初日の訪問先は奈良公園の興福寺、東大寺、春日大社、西ノ京の薬師寺、唐招提寺。
冒頭写真はご存じ「奈良の大仏さん」こと東大寺の本尊・盧舎那仏(るしゃなぶつ)。半世紀ぶりに対面した。
他の寺はすべて、国宝でも重文でもそうでなくても本尊の写真撮影は禁止されているので、この国宝大仏の写真は貴重だ。
京都駅でJR奈良線に乗り換えて到着した奈良駅。
行き先表示「奈良」の写真を撮りたかったが、降りて先頭に向かった時には「回送・試運転」に変わってしまっていた。
朝市が開かれていた駅前広場。
奈良もずいぶん近代的な都市になったな~ というのが実感。半世紀経てば当然だ。
奈良駅前から三条通りを歩いて興福寺へ向かうと、左手にこんもりした森が現われた。
気になったので近くまで行ってみたら、なんと開化天皇陵。さっそく“歴史の奈良”に触れる思いがした。
こちらは開化天皇陵に隣接する浄教寺。本堂前のソテツが立派だった。
後で知ったが、奈良市の天然記念物に指定されていた。さもありなん。
ほどなく興福寺に到着。最初に出迎えてくれた南円堂。西国三十三カ所九番札所のため参拝者で賑わっていた。
こちらは国宝の北円堂。興福寺最古の建物とか。残念なことに近寄ることはできなかった。
八重桜と興福寺のシンボル五重塔。五重塔手前には東金堂。修復中のため全体が覆われている。
八重桜と青空と…
建造物を支えた礎石遺跡と五重塔。
見上げる五重塔。
国宝館。阿修羅が迎えてくれた。
奈良公園の鹿と遊びながら東大寺へ。
緑の中、東大寺の南大門と大仏殿の瓦屋根が浮かぶ。
マッタリ寛ぐ鹿たち。中央の鹿の、眉を寄せた顔が可愛い。
藤棚前でポーズをとるイケメン。
藤棚のベンチでは宴が盛り上がっていた。参加させていただきたいと思った。
奈良公園は新緑に満たされていた。
新緑と八重の桜と碧い空。
東大寺南大門。海外の方々で賑わっていた。
感覚だが、聞こえてくる会話は日本語より外国語の方が遙かに多かった。日本人の声が小さいことにも由来する現象かもしれないが…
大仏殿へ。
でかっ!!!
大仏さん。向かって左から。
正面から。
右から。大仏さんは横顔が美しい。
「お水取り」が有名な二月堂。
二月堂の舞台から望む。正面に大仏殿。
まさに、私が若い頃に愛した作家、井上靖の『天平の甍(いらか)』の世界だと思った。この眺め、奈良時代と今と、それほど違わないのではないだろうか。
気持ち良さそうな若草山を見上げながら春日神社へ。次に訪れた時は登るつもり。
鹿せんべいを購入した人にはしつっこくまとわりつくが、せんべいを持っていない者には近寄って来ることはない。げんきんな鹿たちだ。
私はせんべいを買わなかった。
春日大社参道。
鮮やかな朱塗りの春日大社中門。
ムードのある回廊。
社殿は賑わっていた。
春日大社から猿沢池へ向かう途中に位置する浮見堂。風情がある。
定番、猿沢池と五重塔。半世紀前の修学旅行で最も印象に残ったポイントだ。
夜、ライトアップされた五重塔を撮りに来たが、手持ちカメラでは満足いく画は撮ることができなかった。
奈良公園から西ノ京へ。写真は極彩色の薬師寺金堂。
二塔建つ三重塔のうちの昭和に再建された西塔。創建当時の東塔は解体修理中だった。
昨年再建された、真新しい大講堂。
続いて唐招提寺を訪問。写真の金堂に鎮座する千手観音立像は圧巻だった。
境内を散策すると…
ケイカという中国揚州の名花が花開いているという情報を得た。
花咲くケイカには多くのカメラ。
ガクアジサイのようなケイカの花。
こちらは白い藤の香りを楽しむ家内。
唐招提寺の境内に別れを告げ、今宵の宿ホテル日航へ。
チェックイン後、ライトアップされた興福寺、しっとりした「ならまち」を歩き、心地よいジャズが流れるレストラン『ピアノ』で美味しいピザとスパゲティでディナー。
歩き続け、歩数はおそらく約3万歩。部屋に戻り、家内の足をマッサージしていたら、家内はそのまま眠りに入ってしまった。
初日の訪問先は奈良公園の興福寺、東大寺、春日大社、西ノ京の薬師寺、唐招提寺。
冒頭写真はご存じ「奈良の大仏さん」こと東大寺の本尊・盧舎那仏(るしゃなぶつ)。半世紀ぶりに対面した。
他の寺はすべて、国宝でも重文でもそうでなくても本尊の写真撮影は禁止されているので、この国宝大仏の写真は貴重だ。
京都駅でJR奈良線に乗り換えて到着した奈良駅。
行き先表示「奈良」の写真を撮りたかったが、降りて先頭に向かった時には「回送・試運転」に変わってしまっていた。
朝市が開かれていた駅前広場。
奈良もずいぶん近代的な都市になったな~ というのが実感。半世紀経てば当然だ。
奈良駅前から三条通りを歩いて興福寺へ向かうと、左手にこんもりした森が現われた。
気になったので近くまで行ってみたら、なんと開化天皇陵。さっそく“歴史の奈良”に触れる思いがした。
こちらは開化天皇陵に隣接する浄教寺。本堂前のソテツが立派だった。
後で知ったが、奈良市の天然記念物に指定されていた。さもありなん。
ほどなく興福寺に到着。最初に出迎えてくれた南円堂。西国三十三カ所九番札所のため参拝者で賑わっていた。
こちらは国宝の北円堂。興福寺最古の建物とか。残念なことに近寄ることはできなかった。
八重桜と興福寺のシンボル五重塔。五重塔手前には東金堂。修復中のため全体が覆われている。
八重桜と青空と…
建造物を支えた礎石遺跡と五重塔。
見上げる五重塔。
国宝館。阿修羅が迎えてくれた。
奈良公園の鹿と遊びながら東大寺へ。
緑の中、東大寺の南大門と大仏殿の瓦屋根が浮かぶ。
マッタリ寛ぐ鹿たち。中央の鹿の、眉を寄せた顔が可愛い。
藤棚前でポーズをとるイケメン。
藤棚のベンチでは宴が盛り上がっていた。参加させていただきたいと思った。
奈良公園は新緑に満たされていた。
新緑と八重の桜と碧い空。
東大寺南大門。海外の方々で賑わっていた。
感覚だが、聞こえてくる会話は日本語より外国語の方が遙かに多かった。日本人の声が小さいことにも由来する現象かもしれないが…
大仏殿へ。
でかっ!!!
大仏さん。向かって左から。
正面から。
右から。大仏さんは横顔が美しい。
「お水取り」が有名な二月堂。
二月堂の舞台から望む。正面に大仏殿。
まさに、私が若い頃に愛した作家、井上靖の『天平の甍(いらか)』の世界だと思った。この眺め、奈良時代と今と、それほど違わないのではないだろうか。
気持ち良さそうな若草山を見上げながら春日神社へ。次に訪れた時は登るつもり。
鹿せんべいを購入した人にはしつっこくまとわりつくが、せんべいを持っていない者には近寄って来ることはない。げんきんな鹿たちだ。
私はせんべいを買わなかった。
春日大社参道。
鮮やかな朱塗りの春日大社中門。
ムードのある回廊。
社殿は賑わっていた。
春日大社から猿沢池へ向かう途中に位置する浮見堂。風情がある。
定番、猿沢池と五重塔。半世紀前の修学旅行で最も印象に残ったポイントだ。
夜、ライトアップされた五重塔を撮りに来たが、手持ちカメラでは満足いく画は撮ることができなかった。
奈良公園から西ノ京へ。写真は極彩色の薬師寺金堂。
二塔建つ三重塔のうちの昭和に再建された西塔。創建当時の東塔は解体修理中だった。
昨年再建された、真新しい大講堂。
続いて唐招提寺を訪問。写真の金堂に鎮座する千手観音立像は圧巻だった。
境内を散策すると…
ケイカという中国揚州の名花が花開いているという情報を得た。
花咲くケイカには多くのカメラ。
ガクアジサイのようなケイカの花。
こちらは白い藤の香りを楽しむ家内。
唐招提寺の境内に別れを告げ、今宵の宿ホテル日航へ。
チェックイン後、ライトアップされた興福寺、しっとりした「ならまち」を歩き、心地よいジャズが流れるレストラン『ピアノ』で美味しいピザとスパゲティでディナー。
歩き続け、歩数はおそらく約3万歩。部屋に戻り、家内の足をマッサージしていたら、家内はそのまま眠りに入ってしまった。
定番コースを歩かれていますね。
私は興福寺の阿修羅像を含む国宝館が好きです。何度も足が止まってしまいます。
薬師寺は改修前の方が渋くて好きなんですが、朱色を多用した今の色が本来の色なんでしょうね。
薬師寺から唐招提寺に行くと色の関係でホッとします。
それにしてもKさんは優しいですね。
私だったら飲み疲れてカミさんより早くガーガーとイビキをかいて寝てしまうと思います。
私も、興福寺の阿修羅の前で足が止まり、三つの顔を見つめました。
修学旅行の作文で「顔は三方に向いているのに腕は正面だけに向いているのは変だ」と書いたことが思い出されました。
“優しい”とはお恥ずかしいかぎり。家内、ホテルの部屋に入るとそのままベッドに横になり
「足の裏、揉んで~」というので、足裏マッサージをした次第。“下僕”であります(^^ゞ