山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

北八ヶ岳(にゅう~稲子岳)

2023-06-27 | 2023山行
◎ 山の特徴
  北八ヶ岳の主稜線から外れた二つの峰、にゅう2,352mと稲子岳2,380m。
  にゅうは岩が突き出た山頂で、登山道が整備されている。一方、隣接する稲子岳は踏み跡程度で、南壁の岩登りが人気らしい。
  今回は、東麓の稲子湯から、シャクナゲ尾根~にゅう~稲子岳~みどり池の周回コースを歩いた。

  
◎ 山行日  2023年6月26日
  みどり池入口から出発。天気は高曇り。シャクナゲ尾根は台風による倒木帯が1か所あったが、樹林帯の穏やかな所。
  眺望がいいにゅうでは登山者が数組出会った。稲子岳への尾根道は倒木や藪が見られ、踏み跡を確かめながら歩いた。
  山頂の先にある砂礫地にはシカ除け?の電気柵があり、その中にコマクサが点在していた。
  山頂付近と下りの一般登山道に合流する手前で踏み跡を見失いかけたが、どうにか正規ルートに戻れた。
  シラビソなどの針葉樹林帯、苔むした森、そして思わぬコマクサを堪能できた。




  シャクナゲ尾根から登る。




  ハクサンシャクナゲが多く見られたが、蕾は硬いまま。




  後半は北八ヶ岳らしい苔の森を歩く。




  倒木にも苔




  苔にキノコ




  きれいな苔




  林床にオサバグサ




  コイワカガミ




  苔むす倒木にコイワカガミ









  朝日に輝く




  にゅう手前の岩場にイワツメクサ




  にゅうの山頂




  白駒池




  ぼんやりしているが穂高連峰を遠望




  天狗岳と手前にある樹林で覆われた稲子岳。左奥の硫黄岳にはガスがかかる。




  稲子岳の山頂付近




  カラマツの芽吹き




  明るい砂礫地にシロバナノヘビイチゴ




  シロバナノヘビイチゴ




  ツガザクラ




  ツガザクラ




  ツガザクラ




  ツガザクラ




  山頂先の砂礫地にシカ除け電気柵




  柵の中にはオンタデ




  柵の近くに咲いていたコマクサ















 学生の頃、山岳雑誌に稲子岳にコマクサを養成?している旨の記事があったような遠い記憶。
 今回、柵越しに出会うことができてよかった。    

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