山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

筑波山と薬王院

2024-01-14 | 2024山行
◎ 山の特徴
  筑波山でまだ歩いていない登山道が薬王院コース。
  西麓にある椎尾山薬王院から男体山に至る、観光客が少ない静かなところ。
  今回は、友人夫妻と歩いた。
  
◎ 山行日  2024年1月11日
  朝から肌寒い曇り空。まずは下山口の筑波高原キャンプ場にクルマを置き、もう1台で登山口の薬王院駐車場に向かう。
  日帰り山行ではクルマ2台あると行動範囲が広がり、とても便利。
  登山口から緩やかな杉林の登山道を行く。途中の林道を横切ってからは、急な丸太階段が延々と続き、大汗をかく。
  冬枯れの平日、山頂付近の観光客は少ない。広大は関東平野の奥に富士山や浅間山、日光連山などがうっすら見えた。
  下山後に立ち寄った、1200年の歴史が刻まれた椎尾山薬王院に感銘。今年の初登山で気分一新ができた。




  つくば市街から見た筑波山。右奥のピークが女体山、左が男体山。
  今回の薬王院コースは左下からスカイライン沿いに行く。




  まずは杉林の中を行く。




  背の高いアオキ、足元にはシダが多い。




  いよいよ丸太階段が延々と続き、大汗をかく。




  やっと平坦となり、男体山が近づく。




  男体山へのコンクリ板の巻き道。経年劣化して傾いている。
  凍結する冬場は通過に難儀するとのこと。この斜面には春になるとカタクリが群生するとのこと。




  展望の岩場で一休み




  関東平野が一望




  写真では見えないが、正面に富士山が構えている。




  男体山山頂にある御本殿




  男体山から下った御幸ヶ原から日光連山を望む。中央が男体山、左の雪山が日光白根山




  女体山山頂




  男体山を振り返る。




  稜線から北面の尾根を下る。昼過ぎでも霜柱が溶けない。




  岩場や階段がない穏やかな登山道にホッとする。




  ミヤマシキミ この時期、花はごく少ない。




  ミヤマシキミ




  アオキ



 
  アオキ




  アオキ




  真っ白なサルノコシカケ




  下山後、椎尾山薬王院の中に入る




  椎尾山というだけあり、樹齢500年級の椎の巨木が点在。後ろは桜門(仁王門)




  この巨木の名称は「千彩の椎」さま。毎年、公募で決めるとのこと。




  薬師堂 1200年の歴史が刻まれた古刹




  お堂を巡る彫刻物が素晴らしい。




  すぐ隣に三重塔。重厚な木造建築




  ひさしの内側には木彫りの龍たちが構えている。今年の辰年にふさわしい光景に出会えた。




  歴史を感じる木造建築は見飽きない。




  振り返ると、間近に男体山の山頂が目に入った。

  バードウォッチングが趣味の友人夫妻には野鳥が少なく期待外れのようでしたが、無事に歩き通せたこと、雄大な景色を目にできたこと、古刹を訪問できたことで満足の一日でした。 
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