◎ 山の特徴
八ヶ岳最高峰の赤岳(2899m)と硫黄岳の間に、ゴツゴツした岩場続きの横岳(2829m)があります。
八ヶ岳では花の種類が多いところです。登山コースは、アプローチが短く、山小屋が多い西麓の美濃戸からが一般的です。
今回は、反対側の東麓・海ノ口から杣添(そまぞえ)尾根を歩きました。カラマツなどの樹林帯が長く、静かなコースです。
◎ 山行日 2010年6月26日
すっかり別荘地と化した海ノ口自然郷の登山者用駐車場で車中泊。翌朝、杣添尾根を登る。傾斜は緩いが、距離は長い。
樹林帯が切れる頃、残雪が現れた。花の数が少なく、今回ははずれかと思われたが、主稜線に出ると紫や白色の花盛りだった。
杣添尾根には苦い思い出がある。高校生の秋に、単独で赤岳山頂小屋に泊まり、翌日、杣添尾根を下った。
小海線の海ノ口駅まで、うんざりする長い道。朝、歩き出して横岳に近づくと、小屋の犬が先導しながらついてきた。
一人の寂しさから犬に話しかけながら、そのまま駅まで来てしまった。追い返すのが遅すぎた。今でも悔やんでいる。
車にひかれないか、山まで戻れるか、心配と自分の愚かさで、車窓からの雄大な八ヶ岳の景色も目に入らなかった。
「キバナシャクナゲ」
杣添尾根の上部、横岳の主稜線が間近なハイマツ帯に咲いていた。
「オヤマノエンドウ」
稜線の岩場に紫色のオヤマノエンドウが花盛りでした。
「オヤマノエンドウ」
「岩稜に咲く花々」
岩場に白と紫のコントラストがきれい。花の種類は少ないが、夏に見られない花で飾られていた。
「イワウメ」
岩の隙間のわずかな土に根を張って生育する姿が、何ともたくましい。
「イワウメ」
「ハクサンイチゲ」
西側はガスがとれず、直下の赤岳鉱泉小屋は見られず。山影をバックに、咲き始めた2輪のハクサンイチゲが印象的でした。
八ヶ岳最高峰の赤岳(2899m)と硫黄岳の間に、ゴツゴツした岩場続きの横岳(2829m)があります。
八ヶ岳では花の種類が多いところです。登山コースは、アプローチが短く、山小屋が多い西麓の美濃戸からが一般的です。
今回は、反対側の東麓・海ノ口から杣添(そまぞえ)尾根を歩きました。カラマツなどの樹林帯が長く、静かなコースです。
◎ 山行日 2010年6月26日
すっかり別荘地と化した海ノ口自然郷の登山者用駐車場で車中泊。翌朝、杣添尾根を登る。傾斜は緩いが、距離は長い。
樹林帯が切れる頃、残雪が現れた。花の数が少なく、今回ははずれかと思われたが、主稜線に出ると紫や白色の花盛りだった。
杣添尾根には苦い思い出がある。高校生の秋に、単独で赤岳山頂小屋に泊まり、翌日、杣添尾根を下った。
小海線の海ノ口駅まで、うんざりする長い道。朝、歩き出して横岳に近づくと、小屋の犬が先導しながらついてきた。
一人の寂しさから犬に話しかけながら、そのまま駅まで来てしまった。追い返すのが遅すぎた。今でも悔やんでいる。
車にひかれないか、山まで戻れるか、心配と自分の愚かさで、車窓からの雄大な八ヶ岳の景色も目に入らなかった。
「キバナシャクナゲ」
杣添尾根の上部、横岳の主稜線が間近なハイマツ帯に咲いていた。
「オヤマノエンドウ」
稜線の岩場に紫色のオヤマノエンドウが花盛りでした。
「オヤマノエンドウ」
「岩稜に咲く花々」
岩場に白と紫のコントラストがきれい。花の種類は少ないが、夏に見られない花で飾られていた。
「イワウメ」
岩の隙間のわずかな土に根を張って生育する姿が、何ともたくましい。
「イワウメ」
「ハクサンイチゲ」
西側はガスがとれず、直下の赤岳鉱泉小屋は見られず。山影をバックに、咲き始めた2輪のハクサンイチゲが印象的でした。