山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

5月 下権現堂山の花

2017-01-05 | 2010年山行
◎ 山の特徴
  新潟県の魚沼市街の近くに、下権現堂山(897m)と上権現堂山(998m)があり、手頃な山歩きができます。
  関越道の六日町ICを過ぎるあたりから正面に、ふたこぶラクダのように横たわって見えます。
  標高は低いが、景色が抜群で、南に越後三山、北に守門岳や浅草岳が見渡せます。以後、何度か登りました。  
◎ 山行日 2010年5月3日
  低い山なので雪は少ないと思いきや、関越道の大清水トンネルを抜けると路肩に除雪の山。正面の目指す山も雪が多そう。
  登山口の戸隠神社の歩き始めから雪道でした。4合目あたりの尾根はすっかり雪で覆われ、期待した花は見られず残念。
  それでも、陽だまりにカタクリやイワウチワ、マンサクが少しだけ咲いていた。
  それにも増して、背後にそびえる残雪の越後三山は圧巻でした。山頂からの守門岳、浅草岳も雄大で素晴らしい眺めでした。


  



 「下権現堂山を目指して」
  4合目あたりから本格的な雪の尾根が続きます。






 「カタクリとイワウチワ」
  戸隠神社から登り始めに咲いていた。






 「イワウチワ」
  7合目の岩場に「弥三郎清水」が流れていて、近くの陽だまりにイワウチワを見つけました。






 「ショウジョウバカマ」







 「越後三山」
  左が駒ヶ岳、その右肩奥に最高峰の中の岳、右が八海山です。2000m級の山とは思えない迫力です。






 「たまには自分写真」
  同行した息子が撮ったもの。デジカメ全盛のなか、こだわりのフィルムカメラを2012年に壊れるまで使い続けました。






 「マンサク」
  雪の斜面が急で、これ以上近づけません。






 「守門岳に向かって」
  山頂も雪で覆われていた。それでも稜線を少し先まで歩いてみたが、花は見つけられず、諦めて引き返った。






 「魚沼平野を望む」
  下の田んぼは魚沼コシヒカリの生産地。これから水を入れて代かき準備に取りかかることでしょう。






 「下権現堂山(左)と上権現堂山(右)」
  下山して麓から見えました。






 「麓では桜が満開」
  下の集落にある小さな公園では桜が満開でした。千葉に比べて約1か月遅れです。
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