山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

谷川岳の麓歩き

2020-06-25 | 2020年山行
◎ 山の特徴
  コロナ禍の外出自粛で、しばらく山歩きができず、体力に不安。足慣らしとして谷川岳の麓を歩いた。
  コースは土合口から湯桧曽(ゆびそ)川に沿って蓬(よもぎ)峠に通じる登山道(新道)を行く。
  これまで6月中旬に2回歩き、タニウツギなどの花に出会えたが、今回は花が終わっていた。
  そこで、芝倉沢下流を過ぎたあたりで引き返し、一段上を通る旧道(国道の廃道)を歩いた。

◎ 山行日  2020年6月24日
  期待した花は少なかったが、久しぶりに新緑の木もれ日の下を歩くのは気持ちがいい。
  湯桧曽川は利根川の源流域で、千葉の生活用水の原水に当たる。
  後半は旧道に上がって、芝倉沢出合まで歩く予定も、手前の道路崩落で引き返した。
  山中に6時間弱。ほとんど平坦な道を歩いたが、最後は膝に痛みが出てしまい、体力不足を痛感した。
  



  土合口から湯桧曽川沿いの新道(登山道)を歩く。




  マタタビの白化した葉を見つけた。まるでペンキを塗ったように見える。




  トチノキの大きな葉
  当初、ホオノキと記しましたが、植物に詳しい友人から葉の付き方の違いをレクチャーして修正します。




  イロハモミジ




  新緑の木もれ日の下を歩く。




  ブナ林




  ヤマアジサイ




  ヤマアジサイ




  ヤマアジサイ




  芝倉沢下流を渡渉。石伝いに渡るが、バランス感覚が鈍ったせいか緊張する。




  湯桧曽川の源流域。ここから引き返して旧道に上がる。




  明治18年に群馬から新潟に通じる清水街道として開通するものの、豪雪による災害などでまもなく廃道となった。




  とりあえず、武能沢手前にある芝倉沢出合まで行くことにした。




  新緑がまぶしい。




  湯桧曽川対岸の山




  国道沿いの石垣。標識には、旧清水越国道の石垣 昭和44年3月とある。




  苔むしているが今も健在




  芝倉沢出合の国道。沢の水があふれて、その下は滝になっている。




  手前の沢で道路崩落。ロープが垂らしてあったが、危険箇所を通過する自信がなく、ここで引き返す。




  道沿いに咲いていたギンリョウソウ




  イロハモミジのプロペラ状の翼果。風にのって種が遠くに落ちるとのこと。




  ヤグルマソウ




  ヤマブキショウマ




  幽ノ沢の岩壁を望む。昭和の岩登りブームで亡くなった遭難碑プレートが出合の岩にたくさん打ち込まれていた。




  こちらは一ノ倉沢の岩壁




  新潟県側は天気が良く、湯桧曽川対岸の笠ヶ岳が見えた。

  数か月ぶりの山歩き。木々の新緑や清流の沢音に癒やされた。
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