山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

浅間山の外輪山巡り

2022-06-19 | 2022山行
◎ 山の特徴
  群馬・長野県境の浅間山(2,568m)。噴火警戒レベルが1となり、山頂近くの前掛山まで入山できる。
  今回は、南麓にある天狗温泉浅間山荘から入山。沢沿いを登り、湯の平から西側に連なる外輪山の周回コースを歩いた。

◎ 山行日  2022年6月17日
  早朝に天狗温泉浅間山荘の駐車場からスタート。山は霧に包まれ、景色は望めず。
  明るい草原が広がる湯の平口から外輪山に突き上げる草すべりを1時間かけて登る。
  この斜面にはアサマコザクラやハクサンイチゲ、イワカガミなどが花盛り。
  稜線に出てから、黒斑山、蛇骨岳(じゃこつだけ)に続く外輪山を北上。樹林の隙間から浅間山が見える。
  蛇骨岳からは荒々しい岩場となるが、北側に嬬恋村の農村風景が広がる。
  最後の鋸岳から岩場を下り、明るい草原と化した湯ノ平に。
  荒涼とした浅間山と対照的に、外輪山や谷間の台地は緑豊かで想像以上によかった。




 「二の鳥居」 天狗温泉から火山館近くの浅間神社まで、谷沿いの道に四つの鳥居がある。




 「レンゲツツジ」




  鉄分が多く赤く染まった沢。この付近は硫黄の臭いが強い。




  湯の平は明るい草原




 「イワカガミ」 他の山域と違って、花色が濃い。




 「イワカガミ」 草すべりの斜面にたくさん咲いていた。




 「イワカガミ」




 「キバナノコマノツメ」




 「キバナノコマノツメ」




 「ハクサンイチゲ」 岩場に多い




 「ハクサンイチゲ」




 「ハクサンイチゲ」




 「アサマコザクラ」 草すべりの上部にまとまって咲いていた。




 「アサマコザクラ」 10センチにも満たない草丈に朝露をまとった花が輝いていた。




 「アサマコザクラ」




  黒斑山から蛇骨岳までの外輪山はオオシラビソなどの樹林に覆われていた。




  1本だけサクラが咲いていた。




 「ツガザクラ」 樹林が途絶えて、日当たりの稜線足元にたくさん咲いていた。




  外輪山と浅間山の間に明るい草原が広がる。




  外輪山の仙人岳と浅間山




  北側には広々とした嬬恋村と、遠くに志賀高原の山並み




 「ミネズオウ」 岩場の稜線に星のような小さな花




  湯ノ平に戻る




  遊び心のケルン




  草原にはカラマツの幼木がたくさん




  カラマツの芽生え




  秋のカラマツ黄葉が目に浮かぶ




 「ミツバオウレン」 足元にまとまって咲いていた。




 「ミツバオウレン」
 
 昨年登るつもりが、噴火警戒レベルが2となり、今回に延期。
 草木が生えない浅間山本峰には登る気がしないが、緑豊かな外輪山や草原は魅力いっぱい。今後も噴火が治まるといいが。  
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