山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

房総の山歩き(2018/12大日山~御殿山)

2018-12-31 | 2018年山行
◎ 山の特徴
  房総半島(千葉県)の先端に近い内陸部にある大日山(333m)と御殿山(364m)。
  近くにある人気の富山(とみさん)や伊予が岳(千葉のマッターホルン)に比べて、地味な山です。
  樹林に覆われた稜線には古い石塔や石像が祀られ、地元民からの信仰深さが窺える。

◎ 山行日  2018年12月31日
  増間ダム近くの村営駐車場から林道歩き。1時間ほどで落差33mの坊滝が現れる。
  大日山までは遊歩道として整備されているが、その先は指導標も少なく、赤テープなどがある。
  天気は良いが、北風が強くて寒い。東京湾越しの富士山はうっすらと見えた。
  稜線沿いに付けられた登山道は、直線的な急階段が多い。
  約5時間の山中で出会った人は3人だけ。静かな山行で今年を締めくくった。




 「里山」 まずは増間ダム沿いの林道を行く。




 「七ツ滝の最初」




 「水ごりの滝」




 「坊滝」




 「坊滝」 落差33m




  水流は細い2本と少なかった。




  大日山への遊歩道は、長くて急な階段が続く。




 「大日山」




 「大日如来の文字塔」 安政6年(1777年)と記してある。




 「大日如来像」




 「富山(とみさん)と東京湾」 残念ながら、写真では富士山が分からない。




  大日山からの登山道は、古い標識がある程度で、テープを確認しながら歩く。




 「宝篋塔(ほうきょうとう)山」 シイの大木と石塔の置かれた山頂




 「アオキの赤い実」 山中にたくさんある。




 「ヤブコウジの赤い実」 これも時々見かけた。 




 「きれいなシダ」




 「椿の道」 御殿山に近づくと椿が多くなる。



 「鷹取山」




 「御殿山」 山頂はマテバシイ4本とスダジイ1本の巨木があり、大きな樹冠から乳首山とも云われるそうだ。




 「首が折れた石仏」 お顔がありませんが、時代を感じます。 




 「御殿山の山頂」




 「御殿山山頂の巨木」




 「伊予が岳」 富山と同じく人気の山で、山頂付近が岩登りで、千葉のマッターホルンと呼ばれている。




 「太平洋が間近に」




 「アオキの赤い実」 センリョウ、マンリョウに代わって、この山のお正月飾りにふさわしい。



 「イノシシの箱わな」 麓に下りると、イノシシの通り道に仕掛けてある。中にはエサの米ぬかが敷きつめられている。



 「スイセン」 いい香りが漂う。たかだか300m級の山歩きですが、なかなか味わい深いコースでした。 
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