山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

ハイシーズン前の平標山

2023-06-02 | 2023山行
◎ 山の特徴
  谷川連峰の西側に位置する平標山(たいらっぴょうやま1,984m)と仙ノ倉山(2,026m)。
  花の種類が多く、展望が素晴らしい人気の山です。花のハイシーズンは6月中旬。
  今回は、比較的人出が少ない時期に訪れた。
  
◎ 山行日  2023年6月1日
  登山口にある駐車場で車中泊。明るくなった4時過ぎに出発。天気は高曇り。
  コースは、沢沿いの林道~平元新道~平標山の家~平標山~仙ノ倉岳往復~松手山の反時計回りに周回した。
  ただ、山頂付近の稜線は横なぐりの強風が吹き荒れ、仙ノ倉山には行けなかった。
  花の百名山に選ばれるだけあって、この時期でも想像以上にたくさんの花が咲いていた。
  特に、山頂から松手山までの稜線はシャクナゲロード。残雪の苗場山を眼前にした稜線漫歩は気分爽快でした。



  長い林道歩きの後、平標山の家に向かう平元新道。ブナ林の中を行く。




  足元にユキザサ




  チゴユリ




  尾根上にある山の家から山頂に向かう。尾根の左側は群馬県みなかみ町、右側は新潟県湯沢町。 




  イワナシ




  アズマシャクナゲ




  ショウジョウバカマ




  平標山の山頂。強風が吹き荒れ、手がかじかむ。




  東側にある仙ノ倉山に向かうと、さらに風が強まる。鞍部まで来て引き返す。




  ただ、登山道沿いに花がいっぱい。これはミネザクラ(タカネザクラ)。




  ミネザクラ




  アズマシャクナゲは蕾状態









  咲き始めのハクサンイチゲ




  ハクサンイチゲ




  ハクサンイチゲ




  ハクサンコザクラの蕾




  一輪だけ見つけたハクサンコザクラ




  ミヤマキンバイ




  山頂に引き返し、風下の北斜面にある平標の池まで下る。途中に咲いていた「コシジオウレン」




  たぶん残雪で覆われた平標の池




  ショウジョウバカマが数輪だけ咲いていた。




  再び山頂に引き返し、松手山に続く稜線を下る。9合目あたりに咲くハクサンコザクラ。




  ハクサンコザクラの群落。20数年前に来た時より花が増えたように思う。




  この時期、アズマシャクナゲが花盛り。稜線をピンクに染める。




  足元にはミツバオウレン




  イワカガミの脇にミツバオウレン




  オオカメノキ




  鮮やかなムラサキヤシオ。下るに連れ、花の種類が変わる。




  残雪の苗場山を目の前に見ながらの稜線漫歩は気分爽快でした。

  山中8時間、稜線では強風が吹き荒れ、歩行や撮影に難儀したが、素晴らしい景色を目に焼きつけた。
  今だ筋肉痛が癒えないが、印象深い山歩きができた。    

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