山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

新緑と展望の群馬・吾妻耶山

2021-05-27 | 2021山行
◎ 山の特徴
  群馬県みなかみ町にある吾妻耶山(あづまやさん1,323m)と大峰山(1,254m)。
  谷川岳の南に位置して、群馬県北東部の山々が見渡せる。麓には関東最大の浮島がある大峰沼やノルン水上スキー場がある。
  今回は、大峰沼から大峰山、吾妻耶山、スキー場経由の周回コースを歩いた。20年前の4月に登って以来の再訪です。

◎ 山行日  2021年5月26日
  大峰沼近くの登山口に駐車。カラッとした晴天で、新緑がまぶしい。誰もいない大峰沼は新緑の山肌を鏡のように映していた。
  沼から急坂を登って大峰山の稜線に。なだらかな山容の大峰山には、テレビ局や東電の電波塔が林立している。
  吾妻耶山までの稜線は木洩れ日のなかを歩く。山頂で期待していた谷川岳の眺めは、山頂部の雲がとれず少々残念。
  ミツバツツジが終わり、目立つ花は少なかったが、足元に小さな花を見ながら歩いた。叢生したシダがとても印象に残った。
  カエデ類の木々が多いので、秋の紅葉シーズンに再訪したい。




  朝日を浴びた新緑の下を歩く。




  麓にはヤマツヅジが咲いていた。




  山肌を映す静かな大峰沼




  関東最大の浮島がある。




  水面奥の白っぽい部分が浮島




  木洩れ日が続く大峰山の稜線




  山中のヤマツツジはまだ蕾の状態




  咲き残りのミツバツツジ




  見上げるとホウノキの大きな葉が揺らいでいた。




  モミジが多いので、秋の紅葉はきれいでしょう。




  足元に咲く小さな「チゴユリ」




 「チゴユリ」




  こちらも小さな「ツボスミレ(ニョイスミレ)」




  大峰山のなだらかな山頂。巨大な電波塔がいくつもあるので、道が広い。




 「タチツボスミレ」




 「ユキザサ」




 「ツクバネソウ」




  山中の所々に叢生(そうせい)したシダ類がまとまって見られる。




  上向きに咲く「ニガイチゴ」




  こちらは下向きに咲く「モミジイチゴ」




  吾妻耶山の山頂。石の祠が3つある。




  谷川岳にかかった雲がなかなか取れず残念。南面の残雪が少ない印象です。




  こちらは、20年前の4月下旬に山頂から眺めた谷川岳。


 

 「ミツバツチグリ」




 「クルマバソウ」




 「クルマバソウ」 どれも小さな花たち




  利根川沿いのみなかみ町。その奥には尾瀬や上越国境の山々が連なる。




  スキー場の上部から見た電波塔のある大峰山。遠望は赤城山。




 「ラショウモンカズラ」




  木立の下に続くシダ類。とても幻想的な美しさでした。
コメント