山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

房総の山歩き(2020/12 安房高山)

2020-12-26 | 2020年山行
◎ 山の特徴
  当初、高宕山と三群山を結ぶ稜線の中間に位置する笹郷山(308m 別名、笹子塚)の予定が、尾崎登山口に鉄扉が設置されて断念。
  地図を見ながら清和県民の森を歩き、近くにある安房高山(365m)に変更。
  山頂近くまで林道が通って、山歩きの味わいに欠けるが、何といっても長狭(ながさ)盆地と太平洋を望む雄大な景色が魅力。
  登りはほとんどがアスファルト道路、下りはスリルある登山道を歩いた。最後は倒木と道の崩落で途中まで引き返して下山した。

◎ 山行日  2020年12月25日
  清和県民の森駐車場にクルマを駐め、1月に歩いた尾崎登山口に行くと、両側に警告灯がついた頑丈な鉄扉が現れる。
  しばし悩んだ末、引き返すことにした(翌2月に鉄柵の外周を歩けることを確認)。
  笹郷山に登るもう一つの登山口(奥畑)の駐車場はロープが張られて駐められない。
  地図を見て安房高山に行くことにした。登山靴でのアスファルト道は疲れるが、冬晴れの景色を見ながら歩いた。
  山頂近くの雄大なパノラマは期待どおり素晴らしい。帰りは「県民の森」標識にしたがって登山道を下った。
  下るにしたがって根こそぎの倒木が増え出した。
  駐車場手前に道路崩落箇所が現れて通過できず、少し引き返して、国道410号に下る別の道で下山した。




  尾崎登山口のスイセン




  安房高山の下りで尾崎登山口を見ると、広い茅場だった所が鉄柵で囲まれていた。




  安房高山の山頂









  鴨川市街と太平洋の眺め




  東は清澄山系




  南は長狭盆地を隔てて嶺岡山系。山並みの上に太平洋の海が光る。




  北は鹿野山(かのうざん)




  昨年9月の台風15号による根こそぎ倒木が多い




  山頂からの登山道。




  まわりの山。標高が低い割に急峻な地形が多い。




  嶺岡山系にある県内最高峰の愛宕山(408m)




  山頂付近は航空自衛隊基地で、白いレーダードームがある。
  ちなみに事前に登山申請を提出して、登頂時は自衛隊員が同行する物々しさ。とても登る気がしない。




  切りたった登山道。木が無かったら足がすくむ。




  すぐ下はアスファルト道路が通っている。




  標識に沿って、再び急坂の登山道へ。所々にトラロープがあり、アスレチックな登りがある。




  落ち葉で道が覆われているが、所々に赤テープがあり助かる。




  下るにつれて、大木の倒木が道をふさぐ。




  駐車場までもうすぐの所で倒木と道の崩落に阻まれ、これ以上進めず引き返す。




  別ルートで下った登山口に「立入禁止」の看板。山中の要所にも表示してもらいたい。

  最後にオチが待っていたが、5時間あまりの山中、静かでスリルある房総の山歩きが味わえた。
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