山の花に会いに行く

山で出会った花々をアルバム風にまとめていきます

ぐんま県境稜線トレイルの稲包山

2021-06-22 | 2021山行
◎ 山の特徴
  群馬と新潟県境の三国峠近くに位置する稲包山(いなつつみやま1,598m)は、群馬百名山のひとつ。
  「ぐんま県境稜線トレイル」が通じる山ですが、近くの三国山に比べて地味な山です。
  今回は、新潟県側の三国スキー場跡から登る最短コースを往復した。
  なお、群馬県には似た山名に稲含山(いなふくみやま1,370m)があるが、こちらは下仁田町近くの山です。


◎ 山行日  2021年6月21日
  三国スキー場跡の登山口に駐車。朝から晴天で、緑が濃い。コース前半は、沢沿いの道でタニウツギがたくさん。
  背丈ほどのクマザサが刈り払ってあり、ありがたい。泥んこ道が多いとのことで、沢の徒渉地点まで長靴で歩く。
  沢から急登を経て稜線に。「ぐんま県境稜線トレイル」が通じる稜線もきれいに刈り払われていた。
  360度のパノラマ景色を眺めながら歩く。富士山がぼんやり見えたが、写真では確認できず。
  足元の花は少なく、ちょっと残念。谷川連峰の残雪が少なく、花の時期も早まっているようです。




 「タニウツギ」




 沢沿いにたくさん咲いていた。




 湯ノ沢を飛び石伝いに徒渉。以前は丸木橋があったようです。









 カラマツ(落葉松)の林




 カラマツの軟らかい新芽(葉)




 ホオノキ




 ホオノキ




 ダケカンバの林




 ブナの林




 「ベニサラサドウダン」 稜線にたくさん咲いていた。














 「ナナカマド」




 「ナナカマド」




 苗場スキー場




 平標山(たいらっぴょうやま 左)と仙ノ倉山





 三国山(手前)と谷川連峰 残雪が少ない。





 やっと稲包山を望む。登り下りが多くて疲れる。まわりの山を見ながら、ゆっくり歩く。





 稲包山の山頂





 「マイヅルソウ」




 「ゴゼンタチバナ」




 「ゴゼンタチバナ」




 「クルバマソウ」 この時期、花が少ない。




 カエデ類のプロペラのような実。




 「ぐんま県境稜線トレイル」




 遠い白砂山




 あの稜線の先まで歩き通す体力はない。




 「タニウツギ」 登山口に戻る。




 近くに聳える奇岩。単独行者とすれ違っただけの静かな一日、山の展望を堪能した。 
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