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日本人なら・・

2016-10-19 16:10:07 | メンタルヘルス
着物着れなくちゃあなぁ・・と思う。以前買ったのだが探していたのが見つからず 結局また図書館のお世話になった。京のきもの語り 市田ひろみ氏著である。大阪生まれの京女だが まあ素敵なひとである。出しゃばらないが はっきりものを言うええ女・・てことで勘弁されたい。御歳84だがやっぱりすごいな・・と思う。本書は京の・・とタイトルはついてるが着物LOVEの本なんで 気楽に読んでただけると嬉しい。穂積和夫氏の挿絵がなかなか素敵である。あたしは 学生時代に京友禅の手描き職人を目指してたし バイトも湯のしやの干し場だったというだけで 着物に詳しいわけではない。湯のしやって 糊をおいて染めた友禅の反物を糊を落とすために洗うわけで 昔は川で洗ってたので友禅流しなんだが ずいぶん前から町工場で洗って工業用の脱水機で脱水してそれを竹ざおに通して干すわけである。まあ バイトの仕事なんで 天井の高い干し場に反物を干すくらいなんだが乾いたやつを職人が蒸気当てながらでかいローラーで皺を取るのである。まあ正絹なんで そうしないと取れないわけだが。まあ そんなこんなで 結局何を学んだかって京友禅の美しさと着尺を巻けるようになったくらいなんだけどw で 決局やったのがメインフレームのプログラマってなんら関係無い仕事だったりするわけで。日曜だけ休みで社保無しで6万じゃ嫁はん養えんw 叔母が危なかったときに まあ終活ってつもりだったんだろうが自分の着物を病院で同室の人にあげちゃって まあそれも恩義も感じなかった人らしくてかなりがっかりしたらしい。女子の着物ってある意味自分の一部だから。叔母も母も昔の人だから自分で着れる。先日母があたしの着物はどうしようか・・というので あたしが引き継ぐよ・・と言っちゃった。父がスイス大使館の武官付きで 公式なパーティには母も着物で出かけてたので思い入れはあると思う。叔母は小柄だったが母は嫁はんと同じくらいなので 引き継げるな・・と。で 本買っては見てるんだが これが実に難しいのである。まあ着付け教室にはいかんと無理だな・・とは思うものの なんとしてでも引き継ぎたいなと思う。それにしても本書 まあ見事に日常で京都らしいのである。また京都かよ~と思われるあなた 京都はえんんよw 他にも入江敦彦氏の京都本が4冊借りてきてる。恐れ入ったか。
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