和太鼓と相撲甚句が大好き!家族太鼓山本家(かぞくだいこやまもとや)です。楽しむ事が上手くなる初め~の第1歩♪

神戸で【元関取が作る本物の味】な、ちゃんこ鍋屋を営んでおりました。私はお関取じゃ有りませんよ(笑)“オカミサン”でした。

【家族太鼓山本家に訪問下さった皆様へ】

山本家族3人だけで産声をあげた≪家族太鼓山本家≫ですが、神戸から舞鶴に越して来て、色んな出会いが有り、現在は家族だけでなく幅広い年齢層の友達の集まりになりました。 笑顔と心の温かさにあふれている稽古場でのみんなは、血はつながっていないけれど、まさに『家族』のような仲間です。 家族太鼓山本家への連絡・入会希望問い合わせなどは、kazokudaiko-yamamotoya-aty(アットマーク)ymail.plala.or.jpにお願いいたします。 尚、(アットマーク)は、@に書き換えて送信してください。 【コメントを書き込んで下さる皆様へ】 なりすまし・嫌がらせ・個人攻撃等には、返信コメントを控えさせていただくか、場合によっては、削除させていただきます。

保安庁巡視船『だいせん』と『老人介護施設』

2008年07月24日 | 日々大切に生きたい。
先週末は、大きなイベントが2つ入り、嬉しい反面、プレッシャーでした
でも、やはり、終わってみると、とてもすがすがしい気持ちで、
幸せいっぱいです。

まずは、老人保健施設で、打たせていただきました。
太鼓のすぐ目の前にいらっしゃる、
おじいちゃんやおばあちゃん。
そして、何列も並んでいるイス。
寄り添う職員の方々。
以前の打ち合わせで、聞いてはいたものの、
本当にたくさんの方々で、驚きでした。

『芸能鑑賞会』と銘打って下さり、
私達にいただいた時間は、なんと40分
今までで、一番充実した演奏が出来た気がします。


今は亡き前夫(元・お関取)の父方のおばあちゃんは、
鹿児島に暮らしていました。
前夫(元・お関取)のお父さん。
私にとってのお舅さんは鹿児島出身で、
お姑さんは沖永良部出身でした。

集団就職で神戸に出てきて、神戸で暮らしていました。
鹿児島のおばあちゃんは、やっぱり鹿児島が良い。と、
神戸には出てこずに、亡くなるまで鹿児島で住まいしていました。
その時、お世話になっていた、『老人介護施設』。
今回は、そんなおばあちゃんの姿を思い出し、
何だかとても温かい心で臨む事が出来ました。

これだけ日本国民の寿命が延びて、それはとても良い事だけれど、
お世話をする家族も老齢化してくる・・・・。
お家の中だけでお世話する事にも、限界が有るし、
家族だからって、常に一緒に過ごせるものでもない・・・・。
だから、『老人介護施設』ってとても大切な場所だと思います。
私の親も、いつか行く道かもしれない。
そして私もいつか行く道かもしれない。
大きくなってから、知らない人にお世話してもらい、
知らない人たちと集団で過ごす・・・・。
そんなおじいちゃんや、おばあちゃん達の心に、
少しでも感動を伝えられたら・・・・。
そう思い演奏しました。

azu・nagiの打つ太鼓にあわせて
337拍子を叩いてもらったり、
私の唄う甚句に、kaoちゃんの指導により、
合いの手を入れてもらったり、
大洋~それ竹節~花鼓・・・・。
太鼓のみで打つ力強さが勝負の大洋。
独特のバチさばきと、体の動き、
そして歌をたのしんでもらう、それ竹節。
そして、わっしょい!の掛け声を入れてもらいながら、
音楽と太鼓を一緒に楽しむ花鼓。
色んな色の、家族太鼓山本家を見ていただきました。

演奏を終えてからは、皆がホールから
お部屋に戻っていくのを、見送りました。
そこで握手責めに合っていたのが、
一番小さな、2年生のKonanaちゃんと、
次に小さな、4年生のNagiちゃんでした。
私達大人から子供まで、7人でかたまって立っていたのですが、
おじいちゃんも、おばあちゃんも、
konanaちゃんと、nagiちゃんの所に行って、
『小さいのによう頑張ったなぁ』と、
涙を浮かべながら、手を握ってはりました。
おじいちゃんや、おばあちゃんにとっては、
小さな子供たちが、まるでお孫さんに思えたのか、
無条件に可愛がってくれました。

今回演奏してみて、やっぱり家族太鼓山本家の良さは、
これやなぁ。と思いました。
子供だけでは、演奏に迫力が不足する部分がある。
でも、大人だけでは、子供たちの持っている無条件の可愛さは、
絶対に表現できない。
子供だけじゃない。大人だけじゃない。
子供から、大人までが一緒に、
皆が主役になって演奏する。
ここに、家族太鼓山本家の素晴しさがあるんだなぁって、
演奏を終えてから、心から感動が湧いてきたのでした。

あららこれを書いていると、
演奏を終えたときの気持ちを思い出して、
感動の涙があふれてきました
これ以上、今日は書けそうも有りません


保安庁巡視船『だいせん』での演奏のブログは、
また後日にいたします・・・・。