「すぐに結果がでない」仕事にこそ希望がある

【感想】
メイテックの創業者で、バブリーな金持ち親父という印象だった著者は、本当は「ものづくり」をこよなく愛した起業家だとわかりました。

本書にかいてある著者の「ものづくりへの拘り」や「エンジニアへの愛情」が本心であることを希望します。

【気に入った箇所】
・人生も仕事も最後は人
・どんな成功も、まずは模倣から始まる
・経営者の心得五箇条
１．頭から煙が出るほど考えろ
２．もっともっと恥をかけ
３．カネに執着しろ
４．ときにはカネを忘れて仕事に没頭しろ
５．自己投資を惜しむな

【雑感】
明治以来、日本では、殖産興業に沿って、理科系の人間が日本を発展させてきた。しかし、評価されるのは名もなき担当者ではなく、声の大きな管理者である。
上に立つものは、下のものにもっと光を当ててあげるべきだと思う。

本書を読んで、理科離れが抑えられるとよいと思いました。

エンジニアよ。もっと頭を上に上げて、大声を出せ。
スーパーエンジニアをめざせ。
自分のモデルを持て。

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