政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的な歴史書等をいいます。
現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

意味不明発言相次ぐ自民党

2008-05-14 06:41:14 | 自民党
幹事長 伊吹文明

自民幹事長「年貢増やすのは当たり前」

自民党の伊吹文明幹事長は13日午前の記者会見で、同党の中川秀直元幹事長が消費税などの増税に反対していることに関連して「(今の時代は)お殿様は国民だ。国民が使っているものに年貢が追いつかない場合は、国民が年貢をもう少し増やすのは当たり前のことだ」と述べ、税金を「年貢」と例えて反論した。(15:07)

「お殿様は国民だ」なんて毛ほども思ってないくせに。
「国民が使っているものに」ではないだろう。使っているのはお前達だろう。
「年貢が追いつかない」のも当たり前だ。次から次へと無駄遣いばかりしおって。
「国民が年貢を増やすのは当たり前」
無礼者!お殿様に向かって年貢を増やせとはなにごとか。それへ直れ、手討ちにしてくれる。


内閣官房長官 町村信孝

政府・与党、「後期高齢者」低所得者の負担軽減など検討

一方、月刊誌で制度凍結を求めた自民党の堀内光雄・元総務会長は10日、首相を訪ね、問題点を訴えた。

町村官房長官は12日の記者会見で、堀内氏の主張について、「それではどうしたらいいのか、という提案があるようには受け取れなかった。古い仕組みに戻るだけというのは、政治的には答えになりえない」と語り、凍結は受け入れられないとの考えを示した。

「古い仕組みに戻るだけ」
 道を間違ったら出発点まで戻るのが一番の早道だ。未練たらしく、もう少し、もう少しと進むのがもっとも悪い。
「政治的答えにはなり得ない」
 なんで?こいつの話はいつもこうだ。話の過程と結論が論理的に結びつかない。はじめに戻るというのも、立派な答えだろう。


伊吹・町村
自民党:「税の専門家」火花 ガソリン税、町村氏・引き上げ/伊吹氏・減税

福田政権を支える政府と党の要の足並みの乱れは野党の追及材料にもなりかねず、自民党国対幹部は「困ったものだ」とおかんむりだ。

両氏はともに官僚出身の当選8回で、自民党税調小委員長を務めた「税の専門家」。党内には「プライドが高過ぎる点も共通している」との声もある。

こいつらのはプライドというより自惚れと言った方がいい。

総務大臣 増田寛也

総務相「省庁の早期退職慣行の是正を」

増田寛也総務相は13日の閣議後の閣僚懇談会で、中央省庁の幹部職員が定年前に退職する早期退職慣行の是正について、夏の人事異動の際に徹底するよう各閣僚に要請した。政府は2002年12月の閣僚懇で、各省庁の平均退職年齢(当時54.4歳、国家公務員一種試験採用者)を08年度を目標に3歳以上高くするよう申し合わせていた。

2002年の閣僚懇の申し合わせが未だに手つかず。そんな申し合わせがなんにもならないと言うことがよく分かる。しかし、なぜこんなことがいつまでも出来ないのか。やめたいやつは辞めさせてやれ。その分人件費が浮くだろう。えっ、浮かない?もっと金がかかる?
なんだ、天下りの話だったのか。つまり天下りを遅らせるだけの話か。


他にも続々
<道路政局>根幹先送り 一般財源化…若手、骨抜きを警戒

道路族は地方と連携し、反転攻勢の機を探るとみられるが、幹部からは「限られた財源だから、8割を道路に使ってもらえばいい」と、すでに妥協点を見据えたかのような発言も漏れている。

なんだ、もう道路に8割使うって決まっているのか。それがなんで一般財源なんだ?

 二階氏は12日、閣議決定を確認した党役員会後、山本有二道路調査会長に電話でこう伝えていた。「みんな明日までの仕事だと思っているが、我々の仕事は明日からですな」

いよいよ出番だ、と腕を撫している。骨抜き作業隊出動!


                           自民党から政権を取り上げようと思う方