政治の季節【稗史(はいし)倭人伝】

稗史とは通俗的な歴史書等をいいます。
現在進行形の歴史を低い視点から見つめます。

怒ったらいいのか、笑ったらいいのか国交省

2008-03-31 15:30:05 | 官僚
国交省「道路改革本部」、天下り法人から外部識者(朝日新聞) - goo ニュース

あまりにもおもしろい記事なので是非読んでみてくだされ。
お粗末冬柴大臣のセリフも笑わせてくれる。
同大臣によるとこの梅田晴亮なる人物は『誰が見ても公正だと評価される人』だそうだ。

梅田晴亮 79歳 元札幌高裁長官
           現国交省所管の公益法人建設業適正取引推進機構会長
           同省関連の都市再生ファンド投資法人執行役員(国交省が外郭団体を通じて出資した500億円を運用しているとか)
梅田氏の長女の夫は国交省のキャリア官僚。昨年から局次長級の大臣官房審議官の職にあるそうだ。

公私ともに国交省べったりの人物だが、笑わせるのはこれ

国交省と密接な団体のトップ兼務について「肩書きに応じて人格を使い分けており、裁判官の経験から、中立の立場を貫ける自信がある」と話している。

人格が使い分けできるものだとは知らなかった。
ふつうにはこういうのを多重人格者というんじゃないかい?

道路改革本部というのは、今国民がもっとも敏感になっている所だろう。そこにこんな漫画チックな人物を起用する福田・冬柴の無神経さにはあきれて怒る気もなくなる