筑豊炭田で栄えた田川市。鉄道網は工業都市たる北九州への貨物輸送を主観において敷設された為、人の流動が福岡中心になった現在、公共交通機関においては鉄道よりもバスの比重が高いように思える。
ここ後藤寺バスセンターは、田川市の双極の一つである後藤寺地区に位置する。もう一つの極である田川伊田駅が鉄道における拠点となっているのに対して、こちらは田川市におけるバス路線網の拠点となっている感がある。
建物は古く老朽化している。建築年代は不詳であるが、西鉄バス全盛期の昭和30年代後半~40年代前半を経験してきた建物であろうことは推測できる。2階には平成元年まで映画館が入居していた。
子会社の旧・添田交通に移管された路線が多く、西鉄バス筑豊となった現在でも、旧添田交通色のバスが多々見られる。
構内は暗い。ローカル線のほかにも福岡への特急・急行バス、小倉への快速バスが運行される。福岡線のように特急、急行が共存する路線は現在では珍しい。
現在は廃止された18番・添田~大任~後藤寺線。田川地区でも近年はローカル路線の整理縮小が進む。
そんな中でも福岡への特急と、飯塚オートの無料バスだけはそれなりの乗客が見られた。
なお、西鉄における正式名称は単に「後藤寺」のようである。ちなみに「西鉄後藤寺」という停留所もあるが、西鉄後藤寺は別の場所にある営業所併設のバス停である。
◎基礎データ
所在地 福岡県田川市宮尾町3
乗り入れ会社 西日本鉄道 西鉄バス筑豊
接続鉄道路線 JR日田彦山線、後藤寺線、平成筑豊鉄道糸田線
乗車券類 発売
テナント入居
類型 鉄道接続、高速(特急)バスターミナル、地域拠点、バス路線接続
取材日 2010年4月14日
ここ後藤寺バスセンターは、田川市の双極の一つである後藤寺地区に位置する。もう一つの極である田川伊田駅が鉄道における拠点となっているのに対して、こちらは田川市におけるバス路線網の拠点となっている感がある。
建物は古く老朽化している。建築年代は不詳であるが、西鉄バス全盛期の昭和30年代後半~40年代前半を経験してきた建物であろうことは推測できる。2階には平成元年まで映画館が入居していた。
子会社の旧・添田交通に移管された路線が多く、西鉄バス筑豊となった現在でも、旧添田交通色のバスが多々見られる。
構内は暗い。ローカル線のほかにも福岡への特急・急行バス、小倉への快速バスが運行される。福岡線のように特急、急行が共存する路線は現在では珍しい。
現在は廃止された18番・添田~大任~後藤寺線。田川地区でも近年はローカル路線の整理縮小が進む。
そんな中でも福岡への特急と、飯塚オートの無料バスだけはそれなりの乗客が見られた。
なお、西鉄における正式名称は単に「後藤寺」のようである。ちなみに「西鉄後藤寺」という停留所もあるが、西鉄後藤寺は別の場所にある営業所併設のバス停である。
◎基礎データ
所在地 福岡県田川市宮尾町3
乗り入れ会社 西日本鉄道 西鉄バス筑豊
接続鉄道路線 JR日田彦山線、後藤寺線、平成筑豊鉄道糸田線
乗車券類 発売
テナント入居
類型 鉄道接続、高速(特急)バスターミナル、地域拠点、バス路線接続
取材日 2010年4月14日
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